フラワーC
2020/3/20 中山競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−1−3]で6連対。前走勝った馬は[3−2−1−0]だが、負けた馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[3−1−1−5]、3番人気は[2−2−0−6]で各4連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は125倍、11倍、23倍、14倍、3倍。15年に12番人気が連対して万馬券が出たが、それを除くと馬連20倍台までに収まっている。

前走勝ち馬が14連対。前走勝った馬が毎年連対中。前走2着は[0−1−1−12]、3着は[0−0−1−9]で不振。連対馬21頭のうち19頭が前走5着以内。前走10着以下は[0−0−1−15]。惨敗馬が巻き返すのは稀。6番人気以下で連対した4頭には芝1800mで連対があった。前走1勝クラス以上で負けるか、前走未勝利戦を勝って人気がない馬が穴をあけている。芝1800mで連対がある関東馬に注意。

レッドルレーヴは東京芝2000mの新馬戦で4番手から最速の34.2秒で上がって半馬身差の2着。勝ったフィリオアレグロに共同通信杯で3着に入った。上がりの掛かる消耗戦になった前走中山芝2000mの未勝利戦は中団から早めに押し上げ、メンバー2位の37.0秒で抜け出して優勝。藤沢和厩舎のランフォザローゼスの全妹。過去10年で藤沢和厩舎は[2−0−0−2]。ヒューイットソン騎手が騎乗する。

シーズンズギフトは福島芝2000mの新馬戦を中団から早めに押し上げ、メンバー最速の34.7秒で抜け出して快勝。前走若竹賞は中団からメンバー最速タイの34.7秒で抜け出して優勝。前半5Fは新馬戦が63.5秒、若竹賞が62.5秒だった。前走騎乗したルメール騎手はコントルールが難しいとコメントしたが、いい脚を長く使っている。中山芝1800mで勝っているのは強み。鞍上はテン乗りの横山典騎手。

新馬、ベコニア賞を連勝したミアマンテ、アイビーSでワーケアの2着があるクリスティ、前走フェアリーS3着のポレンティア、前走セントポーリア賞を勝ったショウナンハレルヤ、前走デイジー少2着のナリノクリスティー、同3着のフラワリングナイトなど。ミアマンテは重馬場の新馬戦、不良馬場のベコニア賞を最速上がりで2連勝。半姉ミスエルテはデビュー2連勝の後、勝てずに引退した。週末は雨は降らない予報。


レース回顧

2020年 3月20日(祝) 2回中山7日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第34回フラワーカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   14頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 8 13  アブレイズ         牝 3 藤井勘一  54  1.48.2 36.7 12 480 (栗)池江泰寿
2 8 14  レッドルレーヴ     牝 3 ヒューイ  54  1.48.3 36.3  4 446 (美)藤沢和雄
3 7 12  シーズンズギフト   牝 3 横山典弘  54  1.48.6 36.9  1 474 (美)黒岩陽一
4 3  3  チェスナットドレス 牝 3 石橋脩    54  1.48.8 36.1 10 458 (栗)西村真幸
5 7 11  クリスティ         牝 3 吉田隼人  54  1.48.8 37.2  2 482 (栗)杉山晴紀
6 6  9  ミアマンテ         牝 3 丸山元気  54  1.49.0 36.4  3 422 (美)木村哲也
7 6 10  ポレンティア       牝 3 池添謙一  54  1.49.0 37.2  6 488 (美)田中博康
8 4  6  キングスタイル     牝 3 三浦皇成  54  1.49.1 36.2 11 400 (栗)矢作芳人
9 5  8  フラワリングナイト 牝 3 M.デム  54  1.49.3 36.6  9 432 (美)金成貴史
10 4  5  ナリノクリスティー 牝 3 石川裕紀  54  1.49.4 38.1  7 436 (美)上原博之
11 3  4  アミークス         牝 3 岩田康誠  54  1.49.5 37.1 13 450 (美)栗田徹
12 5  7  ショウナンハレルヤ 牝 3 田辺裕信  54  1.49.9 38.2  5 450 (美)矢野英一
13 1  1  エンジョイ         牝 3 横山和生  54  1.52.2 39.8 14 446 (美)田村康仁
14 2  2 $トリンカデイラ     牝 3 坂井瑠星  54  1.53.5 41.8  8 430 (栗)鮫島一歩
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LAP :12.6-11.5-11.7-11.8-11.6-12.1-12.5-11.8-12.6
通過:35.8-47.6-59.2-71.3  上り:72.4-60.6-49.0-36.9  平均:1F:12.02 / 3F:36.07
単勝   13 \7930 
複勝   13 \1450 / 14 \290 / 12 \160 
枠連   8-8 \21370 (26) 
馬連   13-14 \32060 (57) 
ワイド 13-14 \8260 (62)/ 12-13 \5250 (50)/ 12-14 \730 (7) 
馬単   13-14 \78940 (133) 
3連複 12-13-14 \32610 (96/364) 
3連単 13-14-12 \340910 (805/2184) 

アブレイズは外枠スタートから2番手につけ、メンバー6位の36.7秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分48秒2。ナリノクリスティーが逃げて前半3F35.8秒、5F59.2秒のやや速い流れ。ラスト4Fは12.1−12.5−11.8−12.6秒。アブレイズは緩みのない流れで最後までしぶとく伸びて後続を完封。キャリア1戦で重賞を制した。新馬戦は前半5F64.7秒の超スローペースだったが、全く違う流れで前に行って2着に粘ったことに驚く。これが新種牡馬キズナ産駒の特徴なのか、それとも池江厩舎が新たなモノを使ったのか。今後はひと息入れてオークスに直行する予定。

レッドルレーヴは中団からメンバー3位の36.3秒で伸びて0.1秒差の2着。勝負どころで外から被せられたが、そこからひと伸びして抜け出してきた。馬の能力もあるが、ヒューイットソン騎手の腕もあるではないか。京成杯&青葉賞2着のランフォザローゼスの半妹で長い距離が合うタイプ。今後はフローラSからオークスを目指すことになりそうだ。

シーズンズギフトは外枠スタートから好位につけ、メンバー6位の36.7秒で上がって0.4秒差の3着。勝負どころで外から被せられ、直線で内にモタれたが、最後は一杯になりながら3着を確保。連勝した新馬、若竹賞は前半5F63.5秒、62.5秒のスローペースだった。速い流れの経験がなく、馬が戸惑った面もあるのだろう。

クリスティは3番手から伸び切れず0.6秒差の5着。上がりはメンバー9位タイの37.2秒。2番手につけたアブレイスが勝ったことを考えると物足りない内容。これまでのレースぶりからもっと走れる馬。休み明けで中身が伴っていなかったのか。



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