新潟記念
2003/08/31 新潟競馬場 芝2000m

レース傾向

───────────     ───────────
■人気別            ■ローテーション別
───────────     ───────────
1番人気     8頭     連闘       0頭
2番人気     3頭     中1週      3頭
3番人気     3頭     中2週      3頭
4番人気     1頭     中3週      3頭
5番人気     3頭     〜1ケ月     7頭
6番以下     2頭     〜2ケ月     2頭
10番以下    0頭     2ケ月〜     2頭

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■馬連配当別          ■前走着順別
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〜10倍     3回     1着       4頭
10倍〜     3回     2着       4頭
20倍〜     1回     3着       4頭
30倍〜     3回     4〜6着     6頭
50倍〜     0回     7〜9着     1頭
100倍〜    0回     10着〜     1頭

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■脚質別            ■斤量別
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逃げ       1頭     50キロ以下   1頭
先行       7頭     50〜52キロ  2頭
差し       9頭     53〜55キロ  9頭
追込       3頭     56〜57キロ  6頭
                57キロ以上   2頭

───────────     ───────────
■枠番別            ■年齢別
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1枠       3回     3歳       0頭
2枠       2回     4歳       4頭
3枠       3回     5歳       7頭
4枠       2回     6歳       6頭
5枠       2回     7歳       3頭
6枠       1回     8歳上      0頭
7枠       2回
8枠       5回

───────────     ───────────
■東西別            ■性別
───────────     ───────────
関東馬     13頭     牡馬      13頭
関西馬      7頭     牝馬       7頭

データ分析

■1番人気8連対。ハンデ戦でも安定
荒れるハンデ戦と知られるが、1番人気が8連対と大活躍。最近6年連対中でかなり信頼できる。人気薄は8、9番人気が各1頭が連対したのみで極端な人気薄の連対はない。1番人気からの流し馬券で中穴狙いが妙味。

■前走負けて斤量が減った馬に注目
49キロが9番人気で連対したが、軽量馬の激走はその1回のみ。51、52キロの2頭は人気馬だった。ハンデ戦全般に言えることだが、実力より斤量の軽い馬が活躍する。前走負けて斤量が減った53〜55キロの馬に注目。

■キャリアある6歳以上馬の活躍目立つ
6歳以上が9連対と活躍が目立つ。昨年は連対はなかったが、その前の4年では連対馬8頭のうち6頭が6歳以上馬だった。真夏に4、5歳の一線級が出走してこないこともあるが、キャリアのある高齢馬に注目したい。

■3連複は人気薄追い込み馬で大穴狙い
馬連は中穴までだが、3着には7番人気以下の人気薄が5頭が来ており3連複なら大穴が狙える。新コース以降の2年では3着に来たのは10、9番人気の追い込み馬。3連複は人気薄追い込み馬を絡めて大穴を狙いたい。


コース分析

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レース展望

荒れるハンデ戦として知られる新潟記念だが、過去10年で1番人気は8連対、馬連の最高配当は46.5倍と大荒れはなくなった。過去10年の連対馬20頭のうち実に18頭が5番人気以内の馬で人気馬同士の決着が目立っている。データ的には人気馬同士の組み合わせで中穴までが狙い目になるが、果たして今年はどうなるか。

人気になりそうなのは、七夕賞を勝ったミデオンビット、関屋記念2着のエイシンハリマオー、同4着のゴーステディの3頭。ミデオンビットは福島2000mを勝ったが、小細工なしの新潟外回りコースをこなせるかどうか。昨年、関屋記念と京成杯AHで2着したように新潟外回りコースの適性は高い。トップハンデ57キロでも何とかこなせるだろうが、最後に決め手のある馬に差されることは十分考えられる。今回も田中勝騎手の仕掛けのタイミングがポイントになりそうだ。

エイシンハリマオーは5戦連続2着と勝ち切れないが、この夏も堅実に走っている。ここ2戦はマイル戦を使われたが、ベストは[3−5−0−4]の2000m。新潟は[2−2−0−0]の得意コースで早い上がりに対応できるので外回りコースの適性は高い。昨年の日本海Sではゴーステディに、愛知杯ではカゼニフカレテに敗れたが、地力強化した今なら逆転も可能だろう。1週前調教の動きは良かった。

ゴーステディは新潟芝1800〜2000mは4戦4勝のパーフェクト。関屋記念で際どい勝負をしたが、叩き2戦目は3戦3勝とまさにベストの条件。昨年の日本海S(芝2000m)では1分57秒3でエイシンハリマオーに0.7秒差をつけて勝っている。直線の長い外回りコースだと途中で手前を替えられるのがいいようだ。昨年のオールカマーのように1番人気になってマークがきつくなると苦しいが、マイペースなら逃げ切りも十分考えられる。

あとは愛知杯を勝ったカゼニフカレテ、昨年の新潟大賞典を勝ったキングフィデリア、カブトヤマ記念3着のカンファーベスト、3連勝中のエスジービームなどもそれほど差はない。各馬とも新潟外回りの適性があるので、展開と道中の位置取り次第でチャンスがありそうだ。まずは最終調教の動きをじっくりチェックして狙える馬を選びたい。夏は格より調子と言われるだけに今回も調子のいい馬を狙うスタンスでいきたい。


有力馬診断

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調教診断

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相馬眼予想

日曜朝の時点で新潟は小雨。最初は稍重発表だったがすぐに重馬場に変わった。ここまで馬場が悪化するというのは想定外だが、大きなファクターとなったので少し狙いを変えてみたい。重馬場で有利になるのはキングフィデリアとカンファーベストの2頭。あとダービーレグノもこなす。エイシンハリマオーとエスジービームはどちらかというと良馬場向きだが、ある程度はこなす。ゴーステディは実績はないが、この馬も走法からはある程度はこなしそうだ。

あとラヴァリージェニオとタニノエタニティも重馬場をこなすが、前者はパンチ不足、後者は状態面で評価を下げた。逆に重馬場が気になるのはミデオンビットとカゼニフカレテ。前者は重馬場の実績がなく、よりスタミナが問われるのは良くない。後者は重をこなせないことはないが、行きっぷりの悪さに拍車をかけると追い込んで届くかどうか。新潟記念で活躍が目立つ柴田善騎手だが、ここは強気に無印でいく。

次に展開だが、逃げるのはゴーステディ。馬場が渋ったことで各馬無理をしないのでペースはそれほど早くなることはなさそう。ただしキングフィデリアは昨年で新潟大賞典で2番手から早めに先頭に立って押し切っているだけにイメージはそれだろう。ゴーステディとて父トニービンから受け継いだ息の長い脚を使うので簡単には捕まらない。キングフィデリアが負かすには早めにプレッシャーを駆けて直線で手前を替えさせないようにすること。ゴーステディは昨年のオールカマーでは手前を替えられずに伸びを欠いた。

この点を中館騎手が把握できていれば早めに潰しに行くはず。そうすることで先行各馬が早めに動くようだと馬場が悪くても差し馬にもチャンスが出てくる。その候補はエイシンハリマオー、ダービーレグノ、カンファーベストの3頭。エスジービームは調教の動きが良く狙いたいが、渋った馬場での切れ味は3頭に敵わないとみて無印。ブルーコンコルドも調教の動きがいいが、よりスタミナが問われる重馬場はマイナスと判断した。

さあ最終決断。どの馬からでも入れそうだが、馬券はボックスという前提で一応順位をつける。本命はダービーレグノ。最近の幸騎手の好調ぶりとダービーレグノの重馬場適性を重視した。不良の東京新聞杯や北九州記念で好走しているように馬場悪化は苦にしないタイプ。シンザン記念を勝ったときもかなりの極悪馬場だった。トニービン産駒独特の息の長い末脚はここでは最上位と考えた。

対抗はキングフィデリアを抜擢。馬場が渋ったことで狙い目が出てきた。ゴーステディを早めに潰せれば、かなりの粘り強さを発揮しそうだ。準対抗はエイシンハリマオー。これまで乗り替わりで結果を出してきたように福永騎手で問題ないが、新潟外回り2000mは意外に乗り難しい。その点と重馬場の適性で一枚狙いを下げた。あとはカンファーベスト、ゴーステディの順。

おそらく重馬場でオッズがさらに割れるので馬券は馬連5頭ボックスを選択したい。3連複も5頭ボックスが基本だが、無印にした馬にも少なからずチャンスはありそう。点数が多くなるので、ここでは5頭ボックスを遊ぶ程度に留めたい。

    ◎ダービーレグノ
    ○キングフィデリア
    ▲エイシンハリマオー
    △カンファーベスト
    注ゴーステディ


レース回顧

○前3F 後3F
1 ダービーレグノ   36.4 34.0
2 カンファーベスト  36.4 34.3
3 キングフィデリア  35.5 35.1
4 カゼニフカレテ   37.3 34.2
5 タニノエタニティ  36.9 34.4
○ペース S
○通過タイム
35.5-47.5-59.9-1.12.1-1.23.9-1.35.4-1.46.2-1.58.7 
○ラップタイム
12.7-11.1-11.7-12.0-12.4-12.2-11.8-11.5-10.8-12.5 
ダービーレグノは後方の内々で脚を溜め、直線で外に出して追い出すとメンバー最速の34.0秒の切れ味で先に抜け出したカンファーベストを半馬身交わしてレースを制した。スローペースと重馬場を考えると早めに動きたくなるが、馬を信じて騎乗した幸騎手のファインプレー。スティルインラブで2冠を制してからひと皮剥けた印象でとにかく今最も信頼できる騎手。ダービーレグノはパドックでは目立たないのはいつものことだが、返し馬では幸騎手が手綱を少し抑えるほどのビュッとした加速を見せた。マイル路線から中長距離に変更して待ちに待った2年8ヶ月ぶりの勝利。ダービーレグノと陣営に拍手を送りたい。秋には更なる強敵が待ち構えるが、どこまでやれるか楽しみだ。

カンファーベストは後方から追い込んで直線で粘るキングフィデリアを交わして先頭に立ったが、最後はダービーレグノに半馬身差の惜しい2着。気性的に休み明けを苦にしないタイプで左回りだとモタれないのでこれくらい走っても不思議でない馬。調教で最後バタバタになったことで評価が下がったようだが、馬体はきっちりできていた。馬場が渋ったことも有利に働いたのだろう。カブトヤマ記念の降着はあるが、重賞未勝利馬にハンデ55キロを課してきたJRAハンデキャッパーの目が正しかったことを証明したとも言える。まだフレッシュな状態。次走も条件が合うようなら楽しみだ。

キングフィデリアはゴーステディをマークして2番手を進み、直線で早めに先頭に立って最後までしぶとく粘り0.3秒差の3着。ゴーステディをマークして直線で手前を替えさせなかったのは予想通り。中館騎手もこの点はきっちり把握できていたようだ。稍重で行われた新潟大賞典を勝っているように渋ったのも良かったのだろう。馬場が渋って地力勝負になると強いということは覚えておきたい。

カゼニフカレテは最後方から追い込んだが、トップと0.5秒差の4着。馬場が渋ったことで行きっぷりが悪くなると見ていたが、その通り最後方からの競馬になった。直線での脚は目立っていただけにもう少し前につけられれば際どかっただろう。馬体はマイナス4キロだったが、まだ完全に仕上げ切っていないので次は良くなりそう。ハンデ戦でなくてもG3ならやれる力を持っている。

エイシンハリマオーは中団の内々を進み、直線で外に出して一杯に追ったが、全く伸びずに12着に敗れた。パドックでは引き続き好調と思えただけに重馬場が影響したのだろう。関屋記念ではオースミコスモが外に斜行したことで内が空いたが、今回は外に出すときに少しごちゃついたのも響いたようだ。福永騎手は小倉ではかなり乗れていたが、新潟外回りはペースの配分など乗り難しいので、そのあたりが少し影響したようにも思える。5回連続2着だった馬が遂に崩れた。そろそろ疲れが出る時期。次走は状態面に注意を払いたい。

馬券はダービーレグノを本命にして◎△○で馬連、馬単、3連複をゲット。土曜の芝のレースを見てダービーレグノの走法が今の新潟コースに合うというのを導き出せたのが勝因。あとは馬場。当日朝にJRAが発表したときは稍重だったが、すぐに重馬場に変わった。最後まで粘り強く予想したことで重馬場をこなせる3頭を導き出せた。競馬新聞のTMは枠順確定前に予想しないといけないが、インターネットは時間的猶予があるのが大きい。インターネットの利便性を最大限に生かした予想を今後もお伝えしていきたい。



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