函館記念
2003/07/27 函館競馬場 芝2000m

レース傾向

───────────     ───────────
■人気別            ■ローテーション別
───────────     ───────────
1番人気     0頭     連闘       0頭
2番人気     3頭     中1週      8頭
3番人気     2頭     中2週      2頭
4番人気     2頭     中3週      5頭
5番人気     2頭     〜1ケ月     1頭
6番以下     5頭     〜2ケ月     3頭
10番以下    6頭     2ケ月〜     1頭

───────────     ───────────
■馬連配当別          ■前走着順別
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〜10倍     1回     1着       4頭
10倍〜     1回     2着       1頭
20倍〜     0回     3着       4頭
30倍〜     1回     4〜6着     3頭
50倍〜     0回     7〜9着     7頭
100倍〜    7回     10着〜     1頭

───────────     ───────────
■脚質別            ■斤量別
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逃げ       0頭     50キロ以下   0頭
先行       5頭     50〜52キロ  4頭
差し      12頭     53〜55キロ 11頭
追込       3頭     56〜57キロ  5頭
                57キロ以上   0頭

───────────     ───────────
■枠番別            ■年齢別
───────────     ───────────
1枠       1回     3歳       2頭
2枠       2回     4歳       5頭
3枠       3回     5歳       9頭
4枠       3回     6歳       3頭
5枠       2回     7歳       1頭
6枠       3回     8歳上      0頭
7枠       4回
8枠       2回

───────────     ───────────
■東西別            ■性別
───────────     ───────────
関東馬      8頭     牡馬      15頭
関西馬     12頭     牝馬       5頭

データ分析

■1番人気連対ゼロ。人気薄が大活躍
1番人気は91年に勝って以来11連敗中で連対すらない。2〜4番人気もひと息で6番人気以下が11連対と人気薄が大活躍。10番人気以下が6連対というのは他の重賞では見られない数字。本命狙いは全く妙味がない。

■2000Mで勝ち星または重賞連対実績
ハンデ戦の最近6年の連対馬12頭のうち11頭に2000Mでの勝ち星または重賞連対経験があった。00年の1番人気アドマイヤコジーンはこの条件を満たしておらず6着に惨敗した。穴馬は距離実績のある馬から探したい。

■巴賞連対馬は不振。着外馬が狙い目
巴賞の連対馬がこのレースで連対したことはない。巴賞で連対した人気になって惨敗するのが毎年のパターン。巴賞組は好走馬より着外に敗れた馬の方が狙い目。ステップとして割り切った競馬をした馬を探したい。

■条件戦勝ちの軽量馬が穴をあける
50キロ以下の軽量馬は連対ゼロ。50〜52キロで連対した4頭は14、6、14、7番人気でこのうち2頭が前走条件戦の勝ち馬だった。昨年も50キロの前走条件戦勝ち馬が3着に突っ込んだように穴で50〜52キロの馬に注意。


コース分析

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レース展望

過去10年で万馬券が7回。ハンデ戦に限定すると7年のうち6年で万馬券決着になっている。昨年は5年連続万馬券が出ていたこともあり、かなり異常オッズになっていた。結果は3、4番人気の決着で馬連36.1倍。昨年は2週前の七夕賞も3、4番人気で40.0倍の中穴決着したように人気馬のボックス買いをした人はかなり儲けたことだろう。今年も万馬券を意識しつつも闇雲に狙うのだけは避けたい。

過去10年で1番人気は[0・0・2・8]で連対ゼロ。七夕賞の1番人気24連敗ほどではないが、11年間連対なしは現時点で1位の記録。今年の1番人気はおそらくエアエミネム。昨年も伊藤雄厩舎のメイショウラムセスが1番人気になったようにこの厩舎の馬は北海道ではとにかくに人気になる。ただし伊藤雄厩舎の馬が函館記念で1番人気になると96年ロイヤルタッチ(6着)、98年アラバンサ(3着)、02年メイショウラムセス(6着)で現在3連敗中と不振だ。

さらにエアエミネムはトップハンデ。トップハンデはハンデ戦で行われた7年で[1・0・0・6]で勝ったのは56キロのアロハドリーム。過去10年の最も重い斤量は昨年のトップコマンダーの57キロだけに58キロというのは気になる材料だ。ここまで揃うとエアエミネムはデータ的に消しだが、徐々に復調して馬体が良化してきていることを考えると簡単には消せない。函館は一昨年の巴賞で古馬を抑えて勝っているし、距離2000mもベスト。エアエミネムの仕上がりと各馬の仕上がり、さらに函館の馬場状態を考慮して買えるかどうか判断したい。

例年穴をあけるが巴賞組。今年はタイガーカフェ(2着)、ギャンブルローズ(5着)、ヒマラヤンブルー(6着)の3頭が該当する。3頭ともそれぞれ魅力はあるがギャンブルローズに注目したい。中京記念でタガノマイバッハの0.1秒差に食い下がった内容は地力強化を示すものだった。巴賞はプラス26キロでいかにも叩き台。2000mで連対がないのが気にならなくもないが、3連複のヒモ穴で狙って面白そうだ。ヒマラヤンブルーは昨年重馬場の巴賞を勝ったように重の鬼。雨が降って馬場が悪化するようなら注目したい。

あとは七夕賞2着のウインブレイズ、同3着のヤマノブリザード、クイーンSを見送ったダイヤモンドビコー、力のいる馬場が合うタニノエタニティとアサカディフィートあたりが有力だが、ハンデ差があるのでその他の馬もそれほど差はなさそうだ。一発大穴ならクラフトマンシップ。函館記念では14番人気で2回連対し万馬券を演出している。今年はこれまで惨敗続きでハンデは53キロ。目黒記念の調教でも注目したように今年は半弟に触発されたのか調教の動きがいい。鞍上は今週のマーキュリーC(交流G3)を勝った勝浦騎手。昨年は人気で強気な競馬をして5着だったが、直線まで死んだふりをしているようだと怖い。


有力馬診断

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調教診断

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相馬眼予想

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レース回顧

○前3F 後3F
1 エアエミネム     36.9 35.5
2 ヒマラヤンブルー   36.1 36.2
3 アサカディフィート  37.1 35.7
4 ミヤギロドリゴ    37.7 35.8
5 ウインブレイズ    36.7 36.1
○ペース M
○通過タイム
36.1-48.1-1.00.0-1.12.0-1.24.0-1.35.8-1.47.7-1.59.9 
○ラップタイム
12.6-11.4-12.1-12.0-11.9-12.0-12.0-11.8-11.9-12.2 
エアエミネムは中団より少し前を進み、4コーナーで先団に取りつくと直線でヒマラヤンブルーを突き放し2馬身差で1着。例年だと馬場の内側が荒れて内枠の馬は不利になるが、Bコースになり先週とは一転して時計が早くなったのも良かったのだろう。2度の追い切り、陣営の弱気なコメント、トップハンデ58キロなどもあったが横綱相撲の競馬で復活した。ただ3歳秋に比べるとまだ良化の余地がある。完全復調すればG1を勝てる馬。今後が楽しみになった。

ヒマラヤンブルーは前半5F60.0秒のマイペースの逃げ。直線に向いてもしぶとく粘って2着を確保。馬場を考えるとペースが遅く、例年の函館記念と違うレースになったのが良かったのだろう。この馬自身が絶好調とは思えなかっただけに展開に恵まれた感が強い。ただ輸送するとイレ込むので滞在競馬が合うというのは確か。昨年の札幌記念5着の走りからこれくらいは走れる。今年も巴賞で惨敗した馬がやはり穴をあけた。

アサカディフィートは中団を進み、直線で外から差して3着に食い込んだ。最終調教で脚捌きが硬いのが気になったが、パドックではそれほど硬さはなく、いつもと同じような感じ。金鯱賞で57キロを背負ってエアエミネムと0.2秒差の5着。今回は2キロ減で斤量の恩恵があったが、実力通り走った印象。内を突くのが上手い池添騎手が早めに外に出した好判断も光った。

ウインブレイズは好位を進んだが直線で伸び切れず4着。馬体は8キロ減っていたが、パドックでは元気がないという感じはなく普通の仕上がり。馬場がもっと荒れて上がりがかかればもう少し差は詰められたと思うが、現状では力を出し切った感。

ヤマノブリザードは後方から馬群を割って差してきたがトップと0.6秒差の6着。パドックでの気配が目立ち、前走よりさらに調子を上げていたが、直線で馬群を捌くのに苦労してかなり脚を余した印象。前が残る展開で位置取りが悪過ぎたが、溜めれば終い切れるので外に出すという手もあったか。一戦ごとに復調してきているが、馬に一本筋が入らないのは藤沢流の軽めの調教が影響しているのかもしれない。鍛えれば強くなるのでまだ見限れない。



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