京都牝馬S
2003/02/02 京都競馬場 芝1600m


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レース傾向

───────────     ───────────
■人気別            ■ローテーション別
───────────     ───────────
1番人気     4頭     連闘       0頭
2番人気     5頭     中1週      0頭
3番人気     1頭     中2週      2頭
4番人気     2頭     中3週      3頭
5番人気     3頭     〜1ケ月     4頭
6番以下     5頭     〜2ケ月    10頭
10番以下    0頭     2ケ月〜     1頭

───────────     ───────────
■馬連配当別          ■前走着順別
───────────     ───────────
〜10倍     2回     1着       5頭
10倍〜     3回     2着       3頭
20倍〜     3回     3着       0頭
30倍〜     1回     4〜6着     6頭
50倍〜     1回     7〜9着     4頭
100倍〜    0回     10着〜     2頭

───────────     ───────────
■脚質別            ■年齢別
───────────     ───────────
逃げ       3頭     4歳       6頭
先行       8頭     5歳       9頭
差し       7頭     6歳       5頭
追込       2頭     7歳       0頭
                8歳上      0頭

───────────     ───────────
■枠番別            ■東西別
───────────     ───────────
1枠       2回     関東馬      5頭
2枠       1回     関西馬     15頭
3枠       1回
4枠       3回
5枠       3回
6枠       4回
7枠       1回
8枠       5回

データ分析

■人気馬と人気薄での中穴狙いが妙味
1、2番人気が堅実で99年を除き1、2番人気のどちらかが連対しており、 軸として期待できる。極端な人気薄の連対はないが6〜9番人気が5連対と 人気薄も多い。1、2番人気を軸に手広く流しての中穴狙いに妙味がある。

■前走が重賞以外なら2着以内が条件
前走が重賞なら着順は不問。逆に前走が重賞以外の5頭は全馬2着以内に入 っており、これが条件になる。前走が条件戦だった4頭中3頭が前々走でも 連対していたことに注目。2戦連続連対の勢いのある条件馬なら通用する。

■休み明けは不振。阪神牝馬S組が活躍
ローテーション別ではゆったりと間隔を空けて使われている馬の活躍が目立 つ。休み明けで連対したのは1頭のみで使われている馬が強い。同じ牝馬重 賞の阪神牝馬S組が10連対と最も関連性が深くなっている。

■3〜5番人気が5勝。馬単で高配当狙える
過去10年で1番人気が3勝しているが、3〜5番人気が5勝している点に 注目。馬券的なリスクは伴うが、3〜5番人気を馬単の頭にすればかなりの 高配当が見込める。1番人気に不安がある場合など馬単で攻めるのも一考。


コース分析

京都外芝1600mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートするコース。外回りコースで直線が長いため、差し追い込みが決まりやすいことが特徴。ゆったりとしたコーナーと広々とした直線で紛れが生じにくく、能力のある馬が力を発揮しやすいコースと言える。ポイントは3コーナー過ぎの下り坂。ここをスムーズに乗り切った馬が直線で鋭い伸び脚を使うことが多い。

京都牝馬Sの過去10年の連対馬の脚質は逃げ3先行8差し7追込2。3連対の逃げ馬は3頭とも重賞勝ち馬。逃げ馬は重賞勝ちが条件。重賞実績のある実力馬が先行してそのまま押し切るのがこのレースのパターン。ただし実力馬が強気な競馬をすると差し馬が飛んでくるケースも多い。

京都は今週もCコース。1月の初めは大外が極端に伸びたが、先週はどこを通った馬が伸びるという印象はなかった。実力馬が上位に来ているので能力を重視して予想したいところ。別定戦だが斤量差があるのでそのあたりも考慮したい。


有力馬診断

■[7+]ハッピーパス
ここ3戦で2勝と本格化。ターコイズSではハナ差の3着に敗れたが勝ちに等しい内容だった。昨年春は混合重賞路線を進み、結果が出なかったが、その経験がようやく活きてきたようだ。半姉はマイル路線で活躍したシンコウラヴリイ。この一族は一度好走するの中々崩れないのが特徴。後続を離して勝たないが、類稀な勝負強さがある。そのあたりを知ってかペリエ騎手が勝負根性を煽る騎乗をしてから結果が出始めた。今回もペリエ騎手。持ち味をきっちり引き出してくれるだろう。

■[7+]サクラヴィクトリア
昨秋はファインモーションには完敗だったが、その他の3歳牝馬には先着を許さなかなった。今回は久々だがきっちり乗り込んでいるし、元々太くなるタイプではないので仕上がってくるだろう。ただし輸送で馬体が減るので当日の気配には注意を払いたい。あとは斤量56キロ。重賞実績のある5歳以上馬の方が軽いのだから楽ではない。昨夏のクイーンSで3着し、能力があることは確かだが、斤量的にはやや微妙だ。

■[7]トーワトレジャー
ここにきて調子を上げてきたので取り上げたい。新潟記念で牡馬に勝ち、エリザベス女王杯では4着とこのメンバーでは実力は上位の存在。マイル実績はないが、阪神牝馬Sで1分33秒6で0.4秒差の5着なら対応できそうだ。オースミコスモが2キロ増なのに対し、1キロ減で斤量関係が逆転しているのも見逃せない。

■[6+]オースミコスモ
阪神牝馬Sでローズバドとの叩き合いに勝ったように苦しくなってから踏ん張るのがこの馬も持ち味。おそらく心臓が相当強いのだろう。今回は斤量2キロ増で楽ではないが、しぶとさが活きる流れなら連対しても驚けない。

■[6+]ショコット
昨年10月に復帰してから一気に力をつけ、2走前にターコイズSを勝った。ベストは1800mだが、マイルでも切れ味があるので対応できる。外を回すと届かないので内を突くなど騎乗には工夫が必要だが、その点では乗り慣れた江田照騎手が騎乗するのはいい。

■[6+]ミツワトップレディ
コース追いだと動かないタイプだが、調教はそれにしても動かなかった。ただし前走の阪神牝馬Sのパドックでは好馬体を見せていたようにこれで仕上がってきそうな感じもある。京都マイルは得意なので、前走のように掛からなければ上位争いできるだろう。

■[6+]ジェミードレス
得意のマイルなら能力的に圏内にいる。道中気を抜くことがあるので、今回からブリンカーをつけることになった。昨年6月のエプソムCで牡馬と対等に戦えていることからもまともに走れば一発あるかもしれない。

■[6+]ブルーリッジリバー
ひと叩きされて復調してきた。桜花賞2着馬でマイルは適距離の範囲。末脚は確実だが、後方からの競馬しかできないのである程度展開の助けが必要だ。

■[6+]シアリアスバイオ
秋華賞でタイム差なしだったサクラヴィクトリアが56キロなのに対し、この馬は52キロというのはいかにも有利だ。未勝利戦で京都マイルも勝っているし適性はある。前走の競馬を見ると上積みはどうかと思うが、一発の魅力はある。

= 評価順 =
■[7+]ハッピーパス
■[7+]サクラヴィクトリア
■[7 ]トーワトレジャー
■[6+]オースミコスモ
■[6+]ショコット
■[6+]ミツワトップレディ
■[6+]ジェミードレス
■[6+]ブルーリッジリバー
■[6+]シアリアスバイオ

調教診断

■[7+−]ハッピーパス
南Wで3頭併せの最内を馬なりのまま進み、最後は少し遅れた。馬に走る気が見られるし、馬体の張りも上々。このところずっと調子はいいが、その調子をがっちりキープしている。

■[7 /]トーワトレジャー
栗CWで単走で強めに追われてスムーズな脚捌きで最後まで集中して走った。前走より動き、気配とも上向いている。あとは距離をどうこなすか。

■[6+/]ブルーリッジリバー
美坂で単走馬なりでしっかりした脚捌きで登坂した。クビを使って走れているし、前走より若干上向き。

■[6+−]オースミコスモ
栗CWで単走で追われて最後は一杯になった。あまり見栄えはしないがこれがこの馬のパターン。レースでは走るのでこれでいいのだろう。

■[6+−]ショコット
栗坂で単走で強めに追われた。少し走りに集中していない感じはあるが、脚捌きは力強く、気配落ちはなかった。

■[6+−]チャペルコンサート
栗CWで単走で強めに追われた。あまり調子のブレのないタイプだが動きや気配は変わってきた感じはない。

■[6+−]ミツワトップレディ
栗CWで2頭併せで一杯に追われて馬なりの相手にやっと併入した。追いかけたこともあるが、時計的にもう少し動いて欲しいところ。ただ前走もパドックでは好気配を見せていたので評価は微妙。

■[6+−]ジェミードレス
南Wで単走馬なり。少しフワフワと見えたのは、ブリンカーをつけたせいか。あまり変わった感じはない。

■[6 −]バイラリーナ
南Wで単走馬なり。キビキビとした脚捌きでスムーズな動きを見せた。休み明けだが、仕上がりは悪くない。

■[6 −]ギャンブルローズ
栗CWで単走で一杯に追われた。ややズブさが出てきた印象。あまり変わった感じはない。

■[6 −]フューチャサンデー
南Wでローエングリンと併せて一杯に追われたが最後は遅れた。前走から変わった印象はない。

= 評価順 =
■[7+−]ハッピーパス
■[7 /]トーワトレジャー
■[6+/]ブルーリッジリバー
■[6+−]オースミコスモ
■[6+−]ショコット
■[6+−]チャペルコンサート
■[6+−]ミツワトップレディ
■[6+−]ジェミードレス
■[6 −]バイラリーナ
■[6 −]ギャンブルローズ
■[6 −]フューチャサンデー
<確認できず>
■サクラヴィクトリア
■シアリアスバイオ
■マイネアイル
■マルカサワヤカ
■リビングデイライツ

相馬眼予想

ローズSと秋華賞でファインモーション以外に先着を許さなかったサクラヴィクトリア。今回は休み明けだが、武豊騎手が騎乗することもあり1番人気確実。クイーンS3着で古馬に通用したこと、阪神牝馬Sでオースミコスモが2着したことなどから中心視されている。ただし今回は56キロを背負う。牝馬の56キロは牡馬の58キロに相当すると言われるが、他の重賞実績馬が軽いだけにどうなのだろう。この馬の取捨がポイントになる。

サクラヴィクトリアの調教は見れなかったが、馬体を見る限り成長が見られるし、雰囲気も良かった。輸送で馬体が減るので当日の気配次第のところはあるが、これまでの調整過程は評価したい。距離については、京都外回りは差しが利きやすいコースだし、確たる逃げ馬不在でペースはそれほど早くなりそうにないので追走に苦労することもないだろう。

では負かすとすれば、どんな馬か。サクラヴィクトリアは末脚は確実なので、同じ位置から差す馬では苦しい。そのため、ある程度前に行って切れる脚を使うか、内々をコースロスなく回って最後に切れる脚を使う馬というのが候補になる。前者に該当するのが、ハッピーパス、ミツワトップレディ、オースミコスモの3頭、後者に該当するのが、1枠を引いたトーワトレジャー、ショコットの2頭になる。

まずミツワトップレディだが、最近は掛かり気味に行くことで切れ味が薄れているのと調教の動きが微妙なので押さえの評価。オースミオスモは420キロ台の馬体に56キロでは阪神牝馬Sで負かした馬に逆転される可能性があるのでこの馬も押さえ。ショコットは53キロ、1枠と条件が揃ったが、初めての重賞挑戦、京都コースなど不安点もあるので穴馬の域を出ない。

残るはハッピーパスとトーワトレジャーだが、結論からいうと負かすとすればハッピーパス。1600万条件を勝ったばかりだが、前に行って確実に34秒台の脚が使えるし、前走で見せたように並んだら抜かせない勝負根性もある。鞍上は2戦2勝で完全に手の内に入れているペリエ騎手。サクラヴィクトリアの武豊騎手にとっては嫌な存在だろう。

先日京都のマイル戦でノースフライトの息子ミスキャストが復活したが、ハッピーパスはシンコウラブリイの半妹。堅実さが出てきた今なら重賞でも崩れない。本命はハッピーパスでいく。トーワトレジャーは新潟記念を勝った1番枠、さらに京都コースでは秋華賞で最内を通って3着に突っ込んだ経験がある。今回も最内をロスなく乗ってくるが、内の馬場がそれほど良くないのがネック。斤量54キロはいいが、今回は3番手評価になる。

馬券はハッピーパスからの馬連流しだが、馬連○−▲△は押さえておきたい。ペリエ騎手と武豊騎手は人気になるので、馬連◎−○があまりに低配当なら保険に回して◎→○で攻めてみるのもひとつの手だろう。混戦の割りに馬券的妙味が薄い感じもあるので、絞りづらければ3連複で人気薄を絡めて買うというのも面白い。

    ◎ハッピーパス
    ○サクラヴィクトリア
    ▲トーワトレジャー
    △ショコット
    注オースミコスモ
    注ミツワトップレディ



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