■9/4 幸騎手と重賞制覇を目指す メイショウカイドウ

夏の小倉で500万、1000万、1600万を3連勝したメイショウカイドウを取り上げたい。8月30日の博多S(1600万)はスタートで後手を踏み、不良馬場で追走に苦労したが、大外を回って3馬身差で勝つのだから力がある。デビュー以来ずっと3番人気以内に指示されてきたように素質を高評価されている馬だが、ようやく持てる力を出せるようになった印象。馬体の作り、走りのバランスが良くなってきたので、そろそろ本格化と言っていいだろう。

良馬場だと34秒台の切れ味があるし、馬場が渋ってもそれに対応できるパワーがある。馬場を問わないというのは、これから出世していく上で大きなアドバンテージになるはずだ。賞金的にまだ1600万条件に出走できるが、ゆくゆくは重賞で活躍できるだろう。これまで幸騎手が騎乗すると[5-1-1-2]の好成績で全5勝を挙げている。夏の小倉の上がり馬とこの夏さらにひと回り成長した幸騎手とのコンビで今後どこまで行けるか楽しみだ。注目していきたい。

★メイショウカイドウ
牡4歳 鹿毛
[西]坂口正大厩舎
馬主:松本好雄
父:スキャン
母:キンセングローリー
母父:ヒッタイトグローリー
全成績:5-2-3-9
誕生日:99/05/14

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