■7/11 菊花賞で打倒ネオを目指す サクラセンチュリー

7月6日の阪神9R売布特別(芝2200m)を勝ったサクラセンチュリーを取り上げたい。器用さがなく後方から追い込んで届かない競馬が続いていたが、古馬と初対戦となった今回は大外から鋭く伸びてきっちり差し切った。勝ちタイム2分14秒9は遅いし、昨年5馬身ちぎって勝った後の菊花賞馬ヒシミラクルほどのインパクトはなかったが、息の長い末脚は豊富なスタミナを感じさせた。

奇しくも今回2着に負かした馬がヒシミラクルそっくりのランドミラクル。名前まで似ているところに菊花賞の暗示をしているような気もするが、それは別としてサクラセンチュリーの息の長い末脚は距離が伸びれば伸びるほど威力を増しそうだ。今回はひと息入れた後の一戦で万全ではなかったが、その状態で勝てたことが今後に向けて大きい。このまま順調にいけば菊路線に乗ってくるだろう。ネオユニヴァースに負けたサクラプレジデントの敵討ちを同じサクラのセンチュリーができるのかどうか、注目していきたい。

★サクラセンチュリー
牡3歳 黒鹿毛
[西]佐々木晶
馬主:さくらコーマース
父:サクラローレル
母:サクラヒラメキ
母父:ノーザンテースト
全成績:2-1-1-3
誕生日:00/04/03

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