■8/9 馬体充実 ガンアンドローズ

8月3日の栃栗特別(1000万、新潟芝1200m)を勝ったガンアンドローズを取り上げたい。レースでは3番手を進むと直線で楽に抜け出して1分7秒5のレコードタイムで優勝した。レース内容も素晴らしいが何より目立ったのがその馬体。休み明けの富嶽賞(5月19日)では484キロだった馬体が、5戦目の今回は502キロ。約2ヶ月半でここまで体重が増えると普通は太めだが、この馬はその体重が全て身になっている感じで筋肉の付きが素晴らしい。牝馬だが筋肉の盛り上がった馬体の迫力は牡馬をも彷彿させる。

馬体の充実とともに馬自身が堂々としてきたのも目に付いた。転機になったのは6月29日の戎橋特別だろう。2着に3馬身半差をつける快勝劇で馬がすっかり自信をつけたようだ。こういう流れに乗ると馬は強くなる。距離は1600mくらいまで大丈夫だが、1600mになると最後の切れが鈍るので現状では1400mまでがベストだろう。オープンまでは確実に行けるので狙っていきたい。このまま進めば重賞に手が届くだろう。

★ガンアンドローズ
(父)牝4歳 鹿毛
[西]山内研二
馬主:金子真人
父:フジキセキ
母:ルフィーラ
母父:Nureyev
全成績:4-1-1-7
誕生日:1998/4/1

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