■6/20 秋のマイル路線で一気に化ける マチカネメニモミヨ

2月9日のこぶし賞2着のマチカネメニモミヨがずっと気になっているので取り上
げておく。こぶし賞では、後に皐月賞を勝ったノーリーズンに敗れたが、レース
ではメンバー最速の上がり35.5秒でゴール前でビュンと伸びた点を評価したい。
直線でノーリーズンと3着のファイトブライアンが壁になり追い出せなかったが、最後
の最後で河内騎手が追い出すと鋭く反応した。01年のシルクロードSのトロットスター
が馬群に包まれて追い出せずに行き場を探し、少しの隙間を一瞬にして
突き抜けたときの雰囲気とかなり似ている。こういう気配を見せる馬は
中々いないし、ビュンと伸びる脚を持った馬はかなりの切れ味を持っている
というのが私の持論だ。

マチカネメニモミヨは2月以降出走していないので、現在どんな状態か分からないが、
成長次第で相当な馬に化けそうな気がしている。父はブライアンズタイム、母は
マチカネベニザクラ、母の父はロイヤルアカデミー。距離は現状は切れ味を生かせるマイルが
ベストだろう。注目していきたい。

[Home]