■5/24 ローエングリンに見た走る馬のそれ

ダービーは3/4の抽選に漏れてしまったが、ここにきて充実が目立つローエングリンを取り上げておく。6月8日生まれと遅いこともあり、馬体が成長するのにやや時間が掛かったがここにきて一気に成長してきた。最初のうちは素質
だけでスピード負かせに走っていたが、やっと素質に馬体が追いついてきた。

この馬のいいところは、潜在的なスピード能力が高いところと柔らかい筋肉を全身に持っているところ。筋肉の作りがいいので馬体をフックラ見せるし、クビを使って走る姿は間違いなく走る馬のものだ。それにまだまだ成長しそ
うな雰囲気を持っているところがここで取り上げた最大のポイント。皐月賞に続き、ダービーの除外は非常に残念だが、競走生活はまだ始まったばかり、この馬の素質と成長力を持ってすれば、秋にはクラシック組を逆転することも可能だ
ろう。

ダービー当日の駒草賞に出走するが、恐らく断然の1番人気。横山典騎手だけに不安はなくはないが、調教に乗って相当な自信を持っているので、力まず乗れるだろう。この馬がこれからどんな成長を見せてくれるか、非常
に楽しみだ。追いかけてみたい。

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