■1月11日 阪神マイルを持続ラップで2戦2勝 桜花賞を目指すリトルアマポーラ

阪神芝1600mの新馬戦は外枠スタートから外を回って進出して4コーナー3番手につけるとメンバー3位の34.6秒で差し切り勝ち。外回りコースで外を回るとかなりのコースロスがあるが、最後まで確かな脚色だった。レースのラスト3Fは12.0−11.4−11.4秒でラスト2Fが持続ラップ。前半5Fが64.4秒と遅かったため、勝ちタイムは1分39秒2と平凡だが、非凡な能力を感じさせた。続く阪神芝1600mの500万条件(重馬場)は中団からメンバー最速の34.3秒で差し切り勝ち。逆手前で少しぎこちない走りだったが、最後は弾けるように伸びてきた。上がり3F34.3秒はこの日の芝戦の最速タイム。

2着のミッキーチアフルは京王杯2歳S5着馬。北村友騎手が完璧なレースをしたミッキーチアフルを直線であっさり差し切った脚力は相当。レースのラスト3Fは11.2−12.2−12.2秒でラスト2Fが持続ラップ。直線で他馬が苦しくなったところで伸びてくるのは心肺機能が高い証。馬体はこれからひと皮剥けるはずだ。アグネスタキオン産駒で母の母に牝馬東京タイムズ杯と阪神牝馬特別で直線一気を決めたルイジアナピット。末脚の切れ味は母の母から受け継いでいるのだろう。今後は京成杯で牡馬と対戦するプランがあるようだが、阪神芝1600mで2連勝したからにはまずは桜花賞を狙うのだろう。

★リトルアマポーラ
牝3歳 黒鹿毛
[西]長浜博之厩舎
馬主:社台RH
生産:白老ファーム
父:アグネスタキオン
母:リトルハーモニー
母父:コマンダーインチーフ
全成績:2−0−0−0
誕生日:2005/01/24

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