■1/26 目標はダービー制覇 一歩ずつ階段を昇るフサイチホウオー

3戦3勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを制したフサイチホウオーを取り上げたい。新馬戦は流れが遅く、直線で楽に抜け出して逆手前で走っていたため、時計、上がりとも遅くレースのレベルは高くないが、モノの違いを見せつける勝ちっぷり。直線で唸るように伸びてきた姿は父ジャングルポケットを彷彿させた。東スポ杯2歳Sは早い上がりに対応できるかどうかが課題だったが、レースのラスト3F11.7-11.3-11.3秒にきっちり対応し、かつゴール前で勝負強さを見せた。

ラジオNIKKEI杯2歳Sは前2走とは違って控える競馬で後方から追い上げて上がり3Fメンバー最速の34.3秒で差し切り勝ち。直線で内に寄れて審議の対象になったが、外差しが決まりにくい馬場で外を回って差し切ったのだから強い。一戦ごとに課題を着実にクリアしており、馬が競馬を覚えてきている。松田国厩舎の馬が坂路で推進力が増してくると化けることが多い。相馬眼的に評価できる馬。重賞2勝で追われる立場だが、簡単には負けないだろう。

★フサイチホウオー
牡3歳 鹿毛
[西]松田国英
馬主:関口房朗
生産:ノーザンファーム
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス
全成績:3-0-0-0
誕生日:04/02/16

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