■2/6 馬体の迫力増し完全本格化 テイエムサンデー

2/2の斑鳩S(京都、芝1600m)でミレニアムバイオには敗れたがゴール前で物凄い脚で追い込んだテイエムサンデーを取り上げたい。昨年のアンドロメダSで11番人気の人気薄だったが、テンシノキセキの2着に入り万馬券を演出したが、そのときの末脚が 33.5秒でメンバー最速。このときぐらいから馬が変わってきて、続くCBC 賞では8人気で3着に好走した。驚いたのは、斑鳩Sのパドックで馬体が一気に変わっていたこと。6歳牡馬だが、この年齢でここまで変わる馬というのも珍しい。アンドロメダSのときより馬体は12キロ増えていたが、太め感は全くなく、トモの張り、腹回りの張りなど馬体が一気に垢抜けて見えた。気合乗り、眼の輝きも素晴らしく、ここまでいい雰囲気をパドックで見せた馬は久々だ。レースでは馬群を捌くのに苦労して2着に敗れたが、末脚の切れ味はやはり目立っていた。完全本格化と言っていいだろう。距離もテンが早くなる1200mの方がいいはずだ。まだ条件馬なので高松宮記念に出走できるかどうか分からないが、出走できれば穴馬として狙ってみたい。いや本命かもしれない。それくらいパドックでインパクトを感じさせてくれた馬、今後の活躍が楽しみだ。

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