武豊騎手の近況
▼4/9 久しぶりのﾄﾚｾﾝ
出がけにﾖﾒさんに｢やっぱりおﾋｹﾞは剃って行ったほうがいい｣
と呼び止められて､本当はひそかに気に入っていた不精ﾋｹﾞを
渋々剃り落としてしまった武豊です｡
やっぱり､ﾄﾚｾﾝの朝の空気は格別に気持ちがよかった｡きょうは
挨拶まわりだけということでｽﾆｰｶｰ履きの気軽な服装で行った
んですが､明日こそはきちんとﾁｮｳｶ(乗馬用の長靴のことをそう
いいます)を履いて､ﾍﾙﾒｯﾄを着け､ｽﾃｯｷも持って来ようと､そんな
気持ちになりました｡走りまわる馬を間近で見ていたら､どうし
たって乗りたくなるものなんですね｡
体調は､もちろん絶好調です｡東京の病院を退院した後は､京都の
自宅に一泊し､すぐに三重県の｢ﾀﾗｻ志摩全日空ﾎﾃﾙ&ﾘｿﾞｰﾄ｣に移動
してﾘﾊﾋﾞﾘをやってきました｡海水ﾌﾟｰﾙとｼﾞﾑ施設が充実している
このﾎﾃﾙは､ﾀﾗｿﾃﾗﾋﾟｰ(海洋療法)理論のｴｷｽﾊﾟｰﾄと言われる方々も
いらっしゃって､本当に実のあるﾘﾊﾋﾞﾘができました｡これほど早
い復帰ができたのは､同ﾎﾃﾙの皆さんのご協力のお陰です｡もちろ
ん､船橋医療ｾﾝﾀｰの最初の処置と､東十条病院のご指導が最善だっ
たことも忘れてはいけないことです｡改めまして感謝を申し上げ
たいと思います｡
調教に乗るためには完治を証明する診断書が必要なのですが､それ
も今日､なんの問題もなくもらえるはずです｡そして､明日からは
本当に馬に乗り始めます｡本当にうれしいことです｡
実戦に騎乗するのは､多分､4月20日の京都競馬初日からになるはず
です｡ありがたいことに､ｵｰｽﾄﾗﾘｱTのﾀﾞｲﾀｸﾊﾞｰﾄﾗﾑ､ｱﾝﾀﾚｽSのﾊｷﾞﾉﾊｲｸﾞﾚｲﾄﾞ
など､早くも騎乗依頼をいただいています｡ﾌﾗﾝｽからもうれしいｵﾌｧｰが
来ています(5月1日のﾐｭｹﾞ賞=ﾌﾟﾗｳﾄﾞｳｨﾝｸﾞｽ)し､もちろんこたえていき
たいと思っています｡気分も､体も､ｼﾞｮｯｷｰです｡(武豊騎手公式HPより)
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