最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

阪神8R 阪神ジャンプS
穴ドリームセーリング 2着(6人気)

穴はドリームセーリング。前走は休み明けで小倉に輸送して速い流れでしたから0.5秒差の3着ならメドは立ったのでは。障害戦で逃げたときは[0−2−1−0]でマイペースで逃げるとしぶとさを発揮するタイプ。長期休み明けを除き、良馬場で平地の芝2600m以上で逃げたときは[3−2−0−0]で連対率100%。12年以降、叩き2戦目は[2−1−0−0]で連対率100%。オースミムーンがハナを主張して流れが速くなると厳しいですが、最近は控えるレースをしています。1番人気のメイショウブシドウと2番人気のオースミムーンが牽制し合ってスパートが遅れれば、ドリームセーリングの粘り込みがあるとみています。

東京11R いちょうS
穴クラリティスカイ 1着(4人気)

穴はクラリティスカイ。前走未勝利戦は中団からメンバー最速の34.0秒で差し切って2馬身差で圧勝。平均ペースでラスト3Fを11秒台でまとめましたから東京マイルにも対応できるのでは。ネオルミエールよりレースが上手いですから、中団の内でタメて切れる脚を使えれば一発があるとみています。単勝10倍台の4番人気ならお買い得です。

京都11R 秋華賞
穴タガノエトワール 3着(4人気)

穴はタガノエトワール。前走ローズSで中団からメンバー最速の33.3秒で伸びて0.2秒差の2着に入りました。前走未勝利戦を勝ったばかりの馬が、オークス馬ヌーヴォレコルトの上がりを0.3秒も上回ったんです。テン乗り小牧騎手はこんなに走るならヌーヴォレコルトを交わせる位置から進めれば良かったとレース後に思ったのでは。小倉芝2000mの未勝利戦は前半5F59.2秒、後半5F61.3秒で上がりの掛かるタフなレースでしたが、大外から捲って豪快に突き抜け2馬身差で圧勝しました。ヌーヴォレコルトは芝2000mが初めて、芝1800m以上のタフなレース(前半より後半の時計が掛かるレース)を経験していなんです。つけ入る隙があるとすればそこ。タガノエトワールは芝2000mのタフなレースを圧勝し、ローズSでヌーヴォレコルトの上がりを0.3秒上回っているんです。差し馬向きの展開になり、かつできる限りロスなく進めて脚をタメないと厳しいですが、一発の可能性があるとみています。

京都11R スワンS
穴サンライズメジャー 2着(4人気)

穴はサンライズメジャー。前3戦OP特別を使われて2、1、3着。相手なりに堅実に走る馬ですが、OP特別で強い馬と戦って力をつけてきました。前走3着に終わりましたが、休み明けで馬体10キロ増で太め残りでした。3戦前の安土城S(京都芝1400m)で2着に入ったことでスワンSを狙えるとみた陣営はベストの叩き2戦目でぶつけてきました。今日の馬場で直線一気は厳しいですから、中団につけられるのもいいでしょう。今年は例年活躍する4歳馬が不在で芝の古馬重賞勝ち馬がサダムパテックしかいませんから、重賞実績は問われないのでは。ミッキーアイル、フィエロを見ながら中団で進められれば、直線で外から鋭く伸びてきます。今日のような少し緩い馬場は合っています。

東京11R AR共和国杯
穴クリールカイザー 2着(4人気)

穴馬クリールカイザーを狙います。前走オールカマーは0.1秒差の3着に入りましたが、重賞未勝利のため、同斤の56キロで出走できます。6着フェイムゲームが1キロ増の57キロですから有利です。5戦前の早春Sでプロモントーリオ(目黒記念3着)に0.1秒差の3着、4戦前のサンシャインSでマイネルメダリスト(目黒記念1着)にハナ差の2着に入りましたが、勝ち馬より1キロ重い斤量を背負っていました。オールカマー3着からもG2で勝ち負けできる力を持っているのでは。休み明けを除き、稍重以上では[2−1−1−0]で複勝率100%。雨が降って馬場が渋ると有利になります。叩き3戦目、渋った馬場、56キロで一発があるとみています。

京都11R ミヤコS
穴ナムラビクター 3着(4人気)

穴馬ナムラビクターを狙います。前走シリウスSは直線でクリノスターオーに差し返されましたが、休み明けで馬体が16キロ減り、0.5キロ重い58キロを背負っていました。今回は叩き2戦目で同斤の57キロですから対抗できるのでは。重&不良で[0−0−1−2]で脚抜きのいい馬場は良くないと言われていますが、負けた3戦は調子やコース取りに問題があったのでは。3歳時のレパードSでホッコータルマエとクビ差の接戦をした馬。軌道に乗ればG1でも通用するのでは。脚抜きのいい馬場をこなせるとみて強気に本命で狙います。

京都11R マイルCS
穴グランデッツァ 3着(9人気)

穴はグランデッツァ。4戦前の都大路Sを2番手からメンバー2位の34.0秒で抜け出して1分43秒9のレコードで圧勝しました。1600m通過は1分32秒5ですが、最後は軽く仕掛けただけで流していたんです。最後に余裕があったということは、道中の最も遅いラップを引いてもいいんです。1分43秒9から11.9秒を引くと1分32秒0。このタイムで走る力がありますから、勝ち負けに加われるのでは。今の京都は直線一気が決まりにくく、ある程度前につけた馬が有利。ミッキーアイルを見ながら内枠スタートから内ラチ沿いの好位につけて最後に交わすようなレースができれば一発があるとみています。

京都12R 京阪杯
穴アンバルブライベン 1着(5人気)

穴馬は緩い馬場を味方に内ラチ沿いを逃げて粘りそうなアンバルブライベンとしておきます。

中京11R チャンピオンズC
穴ナムラビクター 2着(8人気)

穴馬ナムラビクターを狙います。ダ1800m以上の良馬場では[7−2−2−1]、左回りでは[2−1−0−0]で中京ダ1800mの御嶽特別を3馬身半差で圧勝、レパードSでホッコータルマエにクビ差の2着、ブラジルCを5馬身差で圧勝があります。気難しい馬で調教はまじめに走りませんが、実戦に行くと走るタイプ。今年はアンタレスSで断然人気のニホンピロアワーズとの叩き合いを制して重賞初制覇。秋はシリウスS2着、みやこS3着に終わりましたが、シリウスSは休み明けで馬体が16キロ減りトップハンデ58キロ、みやこSは勝ち馬より1キロ重い57キロを背負って早めに動いて勝ちに行ったことが影響したもので力負けではないのでは。土曜に雪が降りましたが、良馬場で時計が掛かっているのもいいでしょう。前が飛ばして上がりが掛かる展開が予想されますから、中団から徐々に進出して直線で抜け出す脚質は最も合うのでは。叩き3戦目、左回り、ダ1800m、内枠で一発があるとみています。

中山11R 中山大障害
穴サンレイデューク 3着(3人気)

穴はサンレイデューク。前走東京ハイジャンプを13番人気で勝ちました。勝ちパターンに持ち込んだ1番人気のエーシンホワイティを最後に交わしたから力をつけているのでは。3着オースミムーンには2馬身半差をつけています。アポロマーベリックは休み明けで6着でした。前走がフロック視されて5番人気なら妙味があるのでは。アポロマーベリックをマークして最後に交わすようなレースをすれば一発があるとみています。

中山10R 有馬記念
穴ジェンティルドンナ 1着(4人気)

穴はジェンティルドンナ。芝2400〜2500mは[4−1−0−1]で馬場が緩かった前走ジャパンCを除き連対を確保。オークス1着、ジャパンC1着、1着、ドバイシーマクラシック1、2着ですから、世界レベルの能力があります。前走4ら着に終わったように緩い馬場は苦手ですが、良馬場なら堅実に走ります。右回りで小回りの秋華賞を勝っていますから、中山もこなせるのでは。メンバー的に流れは速くなりませんから、内枠か好位の内で脚をタメて外から捲くる馬が来るのを待ってからスパートできそうです。12年のジャパンCでオルフェーヴルに勝ったときのように内をロスなく回って前で受ける形。3、4コーナーで外から被せられずに進められれば、直線でスパッと抜け出して一発があるとみています。人気馬3頭は外枠に入りましたから、公開抽選で1番くじを引き当て2枠4番を掴んだことが有利に働くとみています。

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