最近激走した穴馬

■最近激走した穴馬の予想コメント

中山11R 中山金杯
穴オーシャンブルー 1着(5人気)

穴はオーシャンブルー。一昨年の有馬記念2着馬ですが、近走不振のため人気がありません。有馬記念2着の後は13、13、14、10番枠で全て外枠でした。芝2000m以上で9番枠より内枠なら[4−1−0−1]で芝2000mでは3戦3勝。前7戦は全てG2以上でしたが、今回はG3でメンバーレベルが大幅に下がっています。中間入念に乗り込んでさらに仕上げは進みました。トップハンデ57.5キロはロスなく回れる内枠で相殺。有馬記念2着馬が中山&ベリー騎手で復活するとみています。

中京11R 東海S
穴グランドシチー 2着(3人気)

穴はグランドシチー。ニホンピロアワーズを差し切る可能性があるという点で穴馬にしました。昨年の東海Sは後方からメンバー最速の37.1秒で鋭く伸びてきましたが、ラスト1Fで内にモタれてハートビートソングと接触して0.6秒差の5着に終わりました。まっすぐに走っていれば勝ち負けになったのでは。昨年の憂さを晴らそうと陣営は右側にブリンカーを装着し、津村騎手からギュイヨン騎手に替えて勝負に来ています。一昨年のフェアウェルSでホッコータルマエに2馬身半差をつけて勝ち、消耗戦になったマーチSで直線一気を決めた馬。まともに走れば、G1馬が相手でも勝負になるんです。今年は前に行く馬が揃い、先行するニホンピロアワーズが勝ちに行きますから、グランドシチー向きの展開になるのでは。最終調教ではこれまで見せたことがない軽快なフットワーク。豪快な直線一気で一発があるとみています。

東京11R 根岸S
穴ゴールスキー 1着(4人気)

穴はゴールスキー。昨年のペルセウスSを中団からメンバー最速の34.4秒で豪快に差し切り、1分22秒4(不良)の好タイムで快勝。昨年の根岸S2着馬ガンジスを相手にしませんでした。前走武蔵野S3着は大外16番枠が堪えています。外を回って2着アドマイヤロイヤルの上がり2位35.8秒を0.1秒上回りました。今回は好枠に入りましたから中団で流れに乗れそうです。休み明けで乗り込みは少ないですが、フェブラリーS出走に向けてベリー騎手で賞金を加算しにきました。直線でスムーズなら差し切りまであるとみています。

中山11R スプリングS
穴クラリティシチー 3着(4人気)

穴はクラリティシチー。前走は直線で前が壁になって脚を余して2着。まともなら楽勝していたのでは。東京スポーツ杯では後方からメンバー最速の33.3秒で追い込んで0.2秒差の3着。勝ったイスラボニータは共同通信杯、2着プレイアンドリアルは京成杯を勝っています。クラリティシチーは出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えただけなのでは。中山芝2000mのホープフルSは大外17番から大外から捲って0.1秒差の3着。勝ったエアアンセムは内ラチ沿いを通っていました。2着ベルキャニオンとはクビ差。3着でも中山適性と能力を証明したのでは。前走好位につけたようにスタートをクリアし、馬込みで我慢できるようになりました。これが重賞制覇への布石。陣営は勝ち切れない田中勝騎手から内田博騎手を乗せて勝負モード。芝2000mより芝1800mの方が末脚が切れますから、外から一気に馬群を飲み込んで一発があるとみています。

中山11R マーチS
穴ドコフクカゼ 3着(5人気)

穴はドコフクカゼ。前走仁川Sは休み明けで馬体が22キロ増えていましたが、ナムラビクターに4馬身差の2着に粘りました。3戦前の赤富士Sでは好位から押し切って3着ソロルに0.1秒差をつけて勝っています。先行できないとモロいですが、先行すればしぶとい脚を使えるタイプ。他の4歳馬より軽い55キロ、内枠はいいでしょう。先行して後藤騎手がしぶとく粘らせるとみています。

阪神11R アンタレスS
穴ナムラビクター 1着(2人気)

穴馬ナムラビクターを狙います。断然人気のニホンピロアワーズを負かすという点での穴馬。前走仁川Sは4番手からメンバー最速の37.0秒で抜け出して好タイムで圧勝。レパードSでホッコータルマエと接戦した馬が本格化してきました。良馬場のダ1800m以上では[6−1−1−0]でまだ底を見せていません。賞金を加算しないとG1に出走できませんから勝負モード。斤量2キロ差と今の充実ぶりでニホンピロアワーズを負かす可能性があるとみています。

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