ユニコーンS
レース展望

今年から京都ダ1900mで行われる。過去10年の1番人気は[3−1−0−6]で4連対。単勝1倍台は[0−0−0−2]、2倍台は[3−1−0−2]、3倍以上は[0−0−0−2]で単勝2倍台しか連対がない。2番人気は[3−1−1−5]、3番人気は[2−2−4−2]で各4連対。連対馬14頭が5番人気以内、残る6頭は7、7、7、9、9、14番人気。過去3年は7−14番人気、7−9番人気、1−7番人気で決着し、馬連は506倍、231倍、33倍でかなり荒れている。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬16頭が前走4着以内。前走ダートのOP特別で連対した馬が活躍している。過去3年は前走ダートのOP以上で3、4、4、5、8、9着に負けた馬が連対。前走善戦した馬の巻き返しに注意。前走芝出走馬は[1−0−0−11]で1連対のみ。前走1勝クラスを勝った馬は[0−0−5−51]で2、3、6、7、11番人気が3着。5番人気以内は[0−0−2−6]で3着が2回あるのみ。前走1勝クラスを圧勝した馬は人気になるが、連対がなく不振が続いている。今年は京都でこれまでの傾向が一変する可能性がある。

ムルソーは京都ダ1900mの未勝利戦を前半5F62.6秒で逃げ、最速の37.4秒で上がって1分59秒4(稍重)で2着に2.3秒の大差をつけて優勝。前走阪神ダ1800mの1勝Cは前半5F62.8秒で逃げ、最速の36.4秒で後続を突き放し8馬身差で圧勝。川田騎手は手綱を軽く動かしただけでノーステッキの大楽勝だった。勝ちタイム1分51秒8(稍重)は同日の1勝Cより1.8秒速い好タイムだった。ここも圧倒的なパフォーマンスで勝って東京ダービーに向かうのかどうか。2戦連続で川田騎手が騎乗する。

ミッキーファイトは東京ダ1600mの新馬戦を出遅れた後に7番手に押し上げ、最速の37.2秒で差し切って1分38秒4(不良)で優勝。2着馬がゴール前で大きく外に寄れる不利があった。前走中山ダ1800mの1勝Cは出遅れた後に3番手につけ、最速の37.6秒で抜け出して1分52秒5で5馬身差で圧勝。2着ブルーサンは大井の雲取賞を制した。540キロを超える大型馬で田中博厩舎のドレフォン産駒。半兄にジュンライトボルトがいる。22年以降のダート重賞で戸崎騎手は[1−3−2−8]でレモンポップの1勝のみ。

ヒヤシンスS勝ち馬ラムジェット、前走1勝Cを勝ったサトノエピック、エイカイソウル、マルチャレアル、スナークラファエロ、未勝利戦を圧勝したカゼノランナー、伏竜S4着馬ラオラシオンなど。ラムジェットはヒヤシンスSを後方から最速の36.1秒で差し切って1分36秒3で3馬身差で圧勝。今年の重賞で三浦騎手は[0−1−1−14]。カゼノランナーは前走中京ダ1900mの未勝利戦を前半5F63.6秒で逃げ、最速の36.6秒で上がって1分58秒8で6馬身差で圧勝。藤岡佑騎手が強気の逃げで粘らせるか。

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