サウジアラビアRC
レース展望

過去6年で1番人気は[2−2−1−1]で4連対。前走東京芝1600mの新馬戦を勝った馬は[2−0−0−0]。ノーザンファーム生産馬は[2−2−0−0]で堅実。2番人気は[1−3−1−1]で4連対、3番人気は[1−0−2−3]で1連対のみ。連対馬12頭のうち11頭が4番人気以内、残る1頭は7番人気。馬連は21倍、9倍、10倍、5倍、20倍、3倍。人気馬が堅実で20倍台までに収まっている。

前走新馬戦勝ち馬は[3−5−2−8]で8連対。2着と0.2秒差以内は[0−2−2−6]だが、0.3秒差以上は[3−3−0−2]で堅実。牡馬は[5−5−5−41]で10連対、牝馬は[1−1−1−9]で2連対。18年は1番人気の牝馬グランアレグリアが勝ったが、5番人気以下の牝馬は[0−0−0−9]で不振。過去3年はダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオスが優勝。今年も大物を出すか。

キングストンボーイは札幌芝1800mの新馬戦で単勝1.2倍に支持され、中団からメンバー最速の34.9秒で差し切り1分53秒0で優勝。2着以下から勝ち上がった馬はいない。エポカドーロの半弟で新種牡馬ドゥラメンテ産駒。母は稍重のフィリーズレビューを勝ったダイワパッション。過去6年で藤沢和厩舎は[1−1−2−0]で3着以内を確保。馬主は吉田和美氏、鞍上はルメール騎手。高速馬場、道悪どちらも課題か。

インフィナイトは新潟芝1600mの牝馬限定新馬戦を2番手からメンバー最速の35.0秒で抜け出して1分37秒5(不良)で2馬身半差で圧勝。2着以下からは8着のルースのみが勝ち上がった。ブラックスピネルの半妹で新種牡馬モーリス産駒。クリソベリルがいる大物を出す一族。過去6年でノーザンファーム生産馬は[2−4−3−5]、3番人気以内なら[2−4−2−1]。馬場が渋れば新馬戦の経験を生かせそうだ。

新馬戦を圧勝した後の札幌2歳Sで13着に終わったピンクカメハメハ、阪神芝1600mの新馬戦を勝ったステラヴェローチェ、前走野路菊S2着のダディーズビビッド、前走クローバー賞3着のジャンカズマ、中山芝1600mの未勝利戦を勝ったスペシャルトークなど。ピンクカメハメハは新馬戦を圧勝したが、前走札幌2歳Sは13着に惨敗。馬体が20キロ増えていた。過去10年で前走重賞出走馬は[0−0−1−10]で不振。

ステラヴェローチェは新馬戦を前半5F60.7秒で逃げて1分36秒4(稍重)で優勝。母オーマイベイビーはゴスホークケンの半弟。まだ幼さが残るが、一度使ってどこまで変わるか。横山典騎手が騎乗する。ダディーズビビッドは前走野路菊Sで3番手から伸びて0.3秒差の2着。スローの上がり勝負でホウオウアマゾンに逃げ切られた。函館記念2着馬ケイティープライドの半弟でキズナ産駒。過去6年で5番人気以下の関西馬は[0−0−0−12]。大野騎手が騎乗する。

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