フェブラリーS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−3−2]で5連対。4歳馬[0−1−0−1]、5歳馬[3−1−0−0]、6歳馬[0−0−1−1]、7歳馬[0−0−1−0]で5歳馬は堅実。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、7、9、16番人気。最近4年の馬連は15倍、6倍、14倍、11倍で10倍台までに収まっている。

連対馬17頭が前走3着以内、残る3頭は前走5、9、12着。前走G1は5着以内、前走G1以外は3着以内が目安。連対馬20頭のうち14頭にダートG1勝ち、2頭にG1−3着があった。前走ダート重賞で好走したG1実績馬が活躍している。前走チャンピンズC出走馬なら休み明けでも問題ない。6番人気以下で連対した4頭のうち3頭が前走ダート重賞で3、3、5着に負けていた。穴で前走4着前後に負けた馬に注意。

ゴールドドリームはダートG1[4−3−1−4]、17年12月以降は[3−3−0−0]で連対を確保。過去2年のフェブラリーSは17年が中団からメンバー3位の35.6秒で差し切って1分35秒1で優勝。昨年は中団からメンバー2位の36.4秒で伸びてクビ差の2着。前崩れの展開で早めに仕掛けて勝ちに行ったぶん最後にノンコノユメに交わされた。東京ダ1600mは[3−2−0−0]の巧者。南部杯はルヴァンスレーヴ、東京大賞典はオメガパフュームに先着を許し4歳馬に2連敗中。ルメール騎手では[2−2−0−0]。

コパノキッキングはダート[7−1−0−1]で藤森S、オータムリーフS、カペラS、根岸Sを4連勝。カペラSは出遅れて最後方から大外をブン回しメンバー最速の34.9秒で差し切って1分10秒2で優勝。前走根岸Sは7番手の外につけ、メンバー最速の35.4秒で差し切って1分23秒5で優勝。距離1F延長が不安視されたが全く問題なく、一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。距離1600m、57キロがカギになるが、あっさりクリアしてもおかしくない。藤田菜七子騎手のG1初制覇の可能性は十分にある。

6連勝で東海Sを制したインティ、東京大賞典勝ち馬オメガパフューム、昨年の武蔵野S勝ち馬サンライズノヴァ、同2着馬クインズサターン、前走チャンピオンズC3着のサンライズソア、昨年のフェブラリーS勝ち馬ノンコノユメ、根岸S2着馬ユノラト、同4着馬モーニンなど。インティはダート[6−0−0−1]で上がりは5戦がメンバー最速。前走東海Sは逃げてメンバー2位の35.9秒でまとめて1分49秒8で2馬身差で圧勝。これまで前半5F最速は60.2秒。スピードの絶対値の高さで初のマイル戦で対応するか。

オメガパフュームはダート[5−2−1−1]、ダートG1[1−2−0−1]で前走東京大賞典ではゴールドドリームが差し切っている。Mデムーロ騎手では[4−0−1−0]で出遅れた青竜S(東京ダ1600m)を除き勝っている。久々のダ1600mと初の57キロを克服できるかがカギ。サンライズノヴァは東京ダ1600m[4−1−0−2]でユニコーンS、武蔵野Sを最速上がりで差して勝っている。前走根岸Sは後方のまま見せ場なく8着に終わったのは気になるが、展開、馬場など条件が揃えば激走してもおかしくない。

サンライズソアはシリウスS、JBCクラシック、チャンピオンズC3着。東京ダ1600mは[1−1−1−0]。前7走は外国人騎手。テン乗りの田辺騎手が騎乗する。ノンコノユメは東京ダ1600m[5−1−1−2]でユニコーンS、武蔵野S、フェブラリーSを優勝。昨年の根岸Sは前半5F58.3秒のハイペースで前崩れになり、後方からメンバー最速の36.1秒で差し切り勝ち。今年も展開がカギになる。モーニンは16年のフェブラリーS勝ち馬。前2走は4着に終わったが、メンバー2位の上がりを繰り出している。

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