愛知杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。単勝1倍台は[0−0−0−1]、2倍台は[0−0−0−1]、3倍台は[0−0−1−2]、4倍以上は[2−1−1−1]。単勝1〜3倍台は連対なく不振。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が7連対。馬連は50〜90倍台が3回、万馬券が5回。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。

トップハンデは[4−2−3−9]で6連対。4番人気以内は[3−2−3−4]、5番人気以下は[1−0−0−5]。16年に8番人気のバウンスシャッセが勝ったが、人気にならない馬は不振傾向。前走1000万条件は[3−3−0−11]、1600万条件は[1−2−3−36]。前走1000万条件で負けて格上挑戦できた馬でも通用している。10番人気以下で連対した7頭のうち6頭が前走条件戦に出走していた。

ノームコアは紫苑Sを1分58秒0の好タイムで圧勝したが、体調が整わず秋華賞を回避。前走エリザベス女王杯は好位につけたが、直線で伸び切れず0.6秒差の5着。外枠スタートから外々を回ったことが堪えたか。京都に輸送して馬体10キロ増えていた影響もあるか。芝2000m以下は[3−0−2−0]で3着以内を確保。左回りのフローラSでは2番手から0.1秒差の3着に粘っている。今回はこれまでより1キロ重いトップハンデ55キロ。直線の長い中京で好位から抜け出してどこまで踏ん張れるか。鞍上はルメール騎手。

レッドジェノヴァは夏の札幌で1000万、1600万条件を2連勝。京都大賞典は後方からメンバー2位の34.3秒で伸びて0.1秒差の2着。重賞初挑戦、古馬牡馬を相手に2着を確保した。前走エリザベス女王杯は内ラチ沿いの中団からメンバー5位タイの34.5秒で伸びて0.5秒差の4着。内で狭くなって追い出しが遅れ、直線で外に出せず狭い内を走って伸び切れなかった。3着モズカッチャンとはクビ差だった。芝2000mは[3−2−1−2]で守備範囲。ハンデは前走より1キロ軽い55キロ。鞍上はMデムーロ騎手。

紫苑S3着馬ランドネ、2連勝でオープン入りしたウラヌスチャーム、前走エリザベス女王杯8着のコルコバード、昨年の2着馬レイホーロマンスなど。ランドネは前走修学院Sを逃げて1分48秒0で優勝。これまで逃げたときは[2−1−1−0]で3着以内を確保。先週シャケトラでAJC杯を制した角居厩舎の管理馬。インフルエンザ明けの戸崎騎手がどこまで粘らせるか。ウラヌスチャームは牡馬を相手に条件戦を2連勝。芝1800〜2200mは[2−3−0−1]。3連勝で重賞初制覇なるか。テン乗りの北村友騎手に乗り替わる。

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