京都金杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。4〜8枠は[0−0−1−3]だが、1〜3枠に入った馬が57キロ以下なら[2−2−0−0]で堅実。2番人気は[0−1−2−7]で1連対、3番人気は[2−3−0−5]で5連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は24倍、23倍、154倍、11倍、20倍。連対の多い6、7番人気を絡めて20倍前後を狙うのが妙味。

関東馬[1−1−2−23]、関西馬[9−9−8−108]。関東馬は3番人気の2頭が連対。人気の関西馬を重視。牡馬[9−10−8−116]、牝馬[1−0−2−15]。5番人気以内の牝馬は[1−0−0−4]で不振傾向。穴で関西牡馬に注意。連対馬7頭が前2走以内にマイルCSに出走し、5、6、6、6、7、9、15着。マイルCSで善戦した馬がメンバーが弱化した京都金杯で激走するのがパターン。

パクスアメリカーナは芝1600m[3−1−1−2]。アーリントンCは中団から伸びてタワーオブロンドンに0.1秒差の2着。NHKマイルCは中団から伸び切れず0.4秒差の6着。復帰戦の前走リゲルSは5番手からメンバー最速の34.1秒で抜け出して1分33秒3走り4馬身差で圧勝。初の古馬相手だったが、能力の違いを見せつけた。京都芝1600mは全て内回りだが[2−0−1−0]。ホエールキャプチャの全弟で中内田厩舎の管理馬。前走と同じ55キロで出走できる。開幕週で極端な高速決着にならなければ。

サラキアは[2−2−0−3]で4着以内を確保。重賞ではローズS2着、チューリップ賞、フローラS、秋華賞4着。前走秋華賞は中団から伸び切れず0.5秒差の4着。距離2000mが微妙に長かったか。芝1800m以下では[2−2−0−1]で上がりは3戦がメンバー最速。明け4歳牝馬で前走より2キロ軽い53キロで出走できる。過去10年の京都金杯でディープインパクト産駒は[2−3−1−8]、1、2番人気なら[1−2−0−1]。過去10年で4歳牝馬は[0−0−0−5]でサウンドオブハートの4着が最高。

昨年のニュージーランドT勝ち馬カツジ、前走キャピタルSを勝ったグァンチャーレ、昨年のスワンS勝ち馬ロードクエスト、昨年の福島記念2着馬マイスタイル、昨年の京都新聞杯2着馬アドマイヤアルバ、昨年の中京記念3着馬リライアブルエース、前走リゲルS2着のアサクサゲンキ、昨年のダービー卿CT勝ち馬ヒーズインラブなど。カツジはG2勝ち馬のため56キロを背負うのは不利だが、前走マイルCSでメンバー最速タイの33.4秒で追い込んで0.2秒差の4着に入っただけに侮れない。ディープインパクト産駒。

グァンチャーレは昨年OP特別では[1−3−1−0]。重賞ではマイラーズC6着、スワンS3着。京都芝1600mは[2−2−0−1]で15年のシンザン記念を勝っている。ハンデは56.5キロ。ロードクエストはスワンSで後方からメンバー最速の34.2秒で差し切って1分21秒5で優勝。前走マイルCSは後方のまま見せ場なく17着。G3でメンバー弱化、福永騎手で巻き返せるか。リライアブルエースは中京記念と同じ54キロで出走できる。矢作厩舎のディープインパクト産駒。久々の右回りがどう出るか。

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