ホープフルS
レース展望

OP特別時代を含め、過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。前走芝2000m勝ち馬は[2−2−0−1]。単勝1倍台は[1−1−0−1]、2倍台は[1−2−0−0]、3倍以上は[1−0−0−3]。単勝3倍以上は過信禁物。2番人気は[2−1−4−3]、3番人気は[1−2−1−6]で各3連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。最近6年のうち5年で6番人気以下が連対し、馬連は56倍、283倍、25倍、93倍、12倍、23倍で中穴決着が多い。多頭数になると荒れる傾向がある。

連対馬16頭が前走1着、19頭が5着以内。残る1頭は前走葉牡丹賞7着。最近4年は連対馬8頭は全て前走1着。前走クラスを問わず、前走勝った馬を重視。キャリア1戦は[6−0−3−11]、2戦は[2−5−3−25]、3戦は[2−1−1−22]、4戦以上は[0−4−3−48]。新馬戦勝ち馬が6勝しており、キャリアは問われない。キャリア4戦以上は未勝利。社台系生産馬は[9−3−6−35]で9勝12連対。5番人気以内のノーザンファーム生産馬は[5−3−4−7]。人気のノーザンファーム生産馬に注目。

ルーカスは札幌芝1800mの新馬戦を後方からメンバー最速の34.4秒で差し切って1分50秒6で優勝。2、3、4、5、6、9着馬がその後勝ち上がっている。4着マイハートビート、5着ゴーフォザサミットは未勝利、500万条件を連勝した。前走東スポ杯2歳Sは後方からメンバー2位の34.9秒で伸びて0.5秒差の2着。勝ったワグネリアンに離されたが、最後までしぶとく伸びて2着を確保した。最終調教で放馬して出走が危ぶまれたが出走してきた。距離2000mは初めてになるが、札幌の走りから中山はこなすイメージ。モーリスの全弟で堀厩舎の管理馬。過去10年のホープフルSでMデムーロ騎手は[0−1−0−6]。

ジャンダルムは芝1600mの新馬、デイリー杯2歳Sを連勝。デイリー杯2歳Sは前半5F61.0秒のスローペースで出遅れて中団の内からメンバー最速の34.4秒で差し切って1分36秒3で優勝。直線で内から捌いて一瞬のうちに突き抜けた。レースのラスト3Fは12.4−11.6−11.3秒で尻上がり。父はキトゥンズジョイで産駒にはダッシングブレイズがいる。母はスプリントG1を2勝したビリーヴでフィドゥーシアの半弟。過去10年のホープフルSで前走芝1600mを勝った馬は[1−2−0−7]。新馬戦で騎乗した武豊騎手に乗り替わる。過去10年で武豊騎手は[0−0−0−6](5頭が4番人気以内)。

前走京都2歳S2着のタイムフライヤー、同7着のマイハートビート、前走アイビーS5着のフラットレー、新馬、芙蓉Sを連勝したサンリヴァル、前走東スポ杯2歳S3着のシャルルマーニュ、新馬、黄菊賞を逃げて連勝したジュンヴァルロ、前走百日草特別2着のナスノシンフォニー、前走新馬戦を圧勝したトライン、ステイフーリッシュなど。タイムフライヤーは[2−2−0−0]で上がりは全て1、2位。これまで新潟、阪神、京都で走り、前走京都2歳Sは前半5F61.7秒のスローペースだったが、芝2000mをこなした。ハーツクライ産駒は東京でしかG1を勝てないデータを破れるか。3戦連続でCデムーロ騎手が騎乗する。

マイハートビートは前走京都2歳Sで7着に終わったが、芝2000mの未勝利、紫菊賞を連勝している。サトノラーゼン、サトノクロニクルの半弟。テン乗りの津村騎手に乗り替わる。フラットレーは札幌芝1800mの新馬戦を大外から差し切って2馬身半差で圧勝。前走アイビーSは後方から伸び切れず0.4秒差の5着。不良馬場で全くいいところがなかった。バウンスシャッセの半弟でハーツクライ産駒。過去10年のホープフルSでルメール騎手は[4−1−1−2]。昨年はレイデオロで制した。サンリヴァルは芙蓉Sを2番手から抜け出して2分3秒6で優勝。近親に中山巧者のヴェルデグリーン。メンバー唯一の中山芝戦勝ち馬。

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