ターコイズS
レース展望

OP特別時代を含めた過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。前走G1以外に出走した馬は[0−1−0−5]、6〜8枠に入った馬は[0−0−1−4]で不振。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[2−2−1−5]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が5連対。最近6年のうち5年で6番人気以下が連対し、馬連は350倍、240倍、13倍、101倍、546倍、19倍で4年が万馬券。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。15年は11−16−15番人気で3連単295万馬券が飛び出した。

50キロは2連対、51キロは1連対、52キロは3連対、53キロは6連対。53キロ以下の軽ハンデ馬が計12連対。10番人気以下で連対した5頭は51、52、53、53、54キロ。穴で前走惨敗した軽ハンデ馬に注意。トップハンデは[0−1−1−14]で連対は昨年のレッツゴードンキ(6人気)のみ。1番人気は[0−0−0−4]、2、3番人気は[0−0−0−4]で不振。6番人気以下で連対した9頭の脚質は、逃げ2先行5、差し0追込2。穴で中山芝1600mまたは芝1800mで勝ち星がある逃げ先行タイプに注意。

ラビットランはローズSを後方からメンバー最速の33.5秒で差し切って1分45秒5で優勝。前走秋華賞は重馬場、小回りコースを考慮して好位につけたが、直線で伸び切れず0.7秒の4着。馬場が合わなかった。芝1600mは中京の500万条件で大外一気を決めている。小倉2歳S勝ち馬アサクサゲンキの半姉。トリッキーな中山で末脚を行かせるかどうか。テン乗りのCデムーロ騎手に乗り替わる。Cデムーロ騎手は今年土曜重賞で[2−2−0−2]、5番人気以内なら[2−2−0−0]。トップハンデ55キロがカギ。

フロンテアクイーンは9月に復帰し1600万条件で3、2、2着で勝ち切れないレースが続いている。今回は格上挑戦になるが、クイーンC&福島牝馬S2着、紫苑S3着があり、重賞で通用する下地はある。芝1600mは[0−4−1−4]、中山芝1600mでは[0−2−0−1]で2走前の秋風Sでジュールポレール(ヴィクトリアマイル3着馬)にクビ差の2着がある。格上挑戦のため、53キロで出走できる。今年の重賞で北村宏騎手は[1−2−1−30]。パドックでチャカついても馬体の増減が激しくなければ走る。

ロックディスタウンの半姉ワンブレスアウェイ、チューリップ賞2着馬ミスパンテール、NHKマイルC2着馬リエノテソーロ、前走エリザベス女王杯11着のエテルナミノル、同13着のデンコウアンジュ、前走ユートピアS3着のディープジュエリー、前走アイルランドT11着のアスカビレン、14着のバンゴール、前走キャピタルS17着のオートクレールなど。ワンブレスアウェイは1600万条件を2連勝。前走アイルランドTは休み明け、馬体16キロ増で10着。本来は安定して走るタイプ。戸崎騎手では[4−4−1−0]。

ミスパンテールはチューリップ賞でソウルスターリングの2着に入ったが、その後はG1、G2で16、10、10着。前走清水S(1600万)は中団から差し切って1分35秒0で優勝。今回は前走から2キロ増の53キロ。輸送でイレ込んで自滅しなければ。リエノテソーロはNHKマイルCで1分32秒5で走って2着に入ったが、その後は7、5、7着と精彩を欠いている。急に走らなくなる典型的な外国産馬か。トップハンデ55キロを背負う。今年はトップハンデが過去10年で最多の4頭。これは何を意味しているのだろうか。

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