カペラS
レース展望

過去9年で1番人気は[0−1−1−7]で1連対のみ。単勝2.6倍以上は[0−0−1−6]、4歳馬は[0−0−0−4]、6枠より外枠は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[1−1−1−6]で2連対、3番人気は[3−2−0−4]で5連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は22倍、42倍、511倍、39倍、11倍。14年は12番人気が勝って大波乱になった。

過去9年のうち6年が1分10秒0を切る高速決着。スピードのない馬では通用しない。ダ1200mで速い持ちタイムがある馬に注目。連対馬の脚質は逃げ2先行3、差し7追込6で差し追い込み馬が活躍。ハイペースになると直線一気が決まりやすい。前走距離別では1200m[0−3−2−55]、1400m[7−4−4−34]、1600m以上[1−1−2−10]。前走1400mを使った馬に注目。

ブルドッグボスはダ1200m[7−4−2−4]でメンバー最多の7勝を挙げている。中山ダ1200mは[2−0−1−1]で休み明けを除くと[2−0−1−0]。浦和に移籍してクラスターCを勝つとテレ玉杯3着、東京盃2着、JBCスプリント3着と馬券圏内を確保。前走JBCスプリントは中団からメンバー最速タイの36.2秒で伸びて頭+頭差の3着。前残りの展開で届かなかった。内田博騎手は過去2年のカペラSをキクノストーム、ノボバカラで制しており、今年は3連覇が懸かる。

ニットウスバルはダ1200m[4−3−2−1]で上がりは全てメンバー3位以内。中山ダ1200mは[2−2−0−1]で4着以内を確保。今年1600万条件を勝って再度オープン入りするとダ1200mのOP特別で4、3、3、2、1着と一戦ごとに着順を上げてきた。以前は終い一辺倒だったが、前2走は中団あたりにつけたように少し自在性が出てきた。冬場走るデカ馬で11〜2月は[4−1−0−0]で勝率80%。重賞初挑戦、京都で使って中1週、テン乗りの吉田豊騎手がカギ。枠順、展開がマッチすれば。

2走前にテレ玉杯を勝ったサイタスリーレッド、昨年のカペラS勝ち馬ノボバカラ、同3着馬コーリンベリー、前走コリアスプリントを勝ったグレイスフルリープ、前走室町Sを勝ったブルミラコロ、前走JBCスプリント7着のスノードラゴン、北海道スプリントC2着馬ショコラブラン、前走1600万条件を勝ったディオスコリダー、15年のカペラS勝ち馬キクノストームなど。サイタスリーレッドはダート[5−0−1−1]でテレ玉杯でブルドックボスに勝っている。日本に慣れたきたシュミノー騎手が騎乗する。

ノボバカラはダ1200m[1−1−0−2]で昨年のカペラSを前半3F33.3秒で逃げて1分10秒2で優勝。今秋は南部杯で2着に粘ったが、前走JBCスプリントは12着に終わった。今年も強気に飛ばして活路を開くか。コーリンベリーはダ1200m[4−1−2−2]。15年のJBCスプリント勝ち馬だが、近走は詰めの甘いレースが続いている。ショコラブランは中山ダ1200m[2−0−1−0]で京葉Sを勝っている。北海道スプリントCではニシケンモノノフに4馬身差の2着。前走8着は出遅れが影響している。

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