京阪杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。単勝1倍台は[2−1−0−0]だが、単勝2倍以上は[0−1−0−6]で不振。2番人気は[2−0−2−6]で2連対、3番人気は[0−4−0−6]で4連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が3連対。最近8年のうち5年で7番人気以下が連対。最近5年の馬連は118倍、143倍、294倍、9倍、11倍で3年が万馬券。穴で10番人気以下に注意。

連対馬20頭のうち7頭が前走芝1200mで連対していた。前走芝1200mで連対した馬が5番人気以内なら[4−2−4−11]で6連対。前走OP以上の芝1200mで連対して5番人気以内に支持された馬に注目。過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭が道中5番手以内につけていた。09年にプレミアムボックスが直線一気を決めたが、好位につけないと勝つのは難しい。2着には差し追い込み馬が突っ込むことが多い。

ソルヴェイグは芝1200m[2−1−2−3]で昨年函館スプリントSを勝ち、スプリンターズSで3着に入た。今年6、9、5着と不振が続いたが、2走前のキーンランドCでクビ差の2着に入り、前走オパールSを1分7秒5で逃げ切って完全復活。今年活躍が目立つ鮫島厩舎の管理馬。今回は叩き3戦目で前走より1キロ軽い54キロで出走できる。前走は前半3F34.3秒の緩い流れだった。先行争いが激化し過ぎなければ。

セイウンコウセイは高松宮記念でG1初制覇。その後は4、11、14着と精彩を欠いている。京都芝1200mでは淀短距離S1着、シルクロードS2着。叩き3戦目、距離短縮でどこまで変わるか。アットザシーサイドは芝1200mの札幌スポニチ賞、道頓堀Sを2連勝。昨年の桜花賞3着馬が距離を短くして変わり身を見せた。芝1200mではある程度前で流れに乗れている。四位騎手とは[2−1−0−0]で好相性。

オーシャンS勝ち馬メラグラーナ、同2着馬ナックビーナス、函館スプリントS勝ち馬ジューヌエコール、前走スワンS2着のヒルノデイバロー、アイビスSD2着馬フィドゥーシア、北九州記念2着馬ナリタスターワン、前走オパールS5着のダイシンサンダー、前走スワンS4着のビップライブリーなど。G1の裏開催は流れが緩んで前残りになることが多いが、最終日の最終レース(JC後)だけに騎手心理に影響する可能性がある。

メラグラーナはオーシャンSを勝った後3着以内がないが、セントウルSは0.2秒差の4着、スプリンターズSは0.3秒差の7着でそれほど負けていない。馬体の増減が激しく強さとモロさが同居するタイプ。重賞で大不振の戸崎騎手からシュタルケ騎手に替わって一変に注意。ジューヌエコールは前走スワンSは見せ場なく12着。芝1200mは1戦1勝。函館スプリントSより4キロ重い54キロを背負う点がどう出るか。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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