ラジオNIKKEI賞
レース展望

3歳限定の中距離ハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。前走500万条件は[0−1−1−0]、OP特別は[2−1−1−1]、G1は[0−0−0−2]。前走OP特別連対馬は[1−1−0−0]で堅実。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。最近年は13倍、404倍、18倍、14倍、35倍。13年は8−14番人気で決着し、馬連404倍の大波乱になった。

連対馬20頭のうち15頭が芝1700m以上で勝っていた。マイルまでしか実績がない馬は不振傾向。距離実績のない馬はハイペースの芝1600mで勝ち星が必要。連対馬20頭のうち9頭が前走連対。前走4着以下から9頭が連対しており、前走1000万条件以上なら着順不問。10年のうち7年で前走条件戦に出走した馬が連対している。重賞実績は問われない。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭が関東馬。穴で前走東京芝1600m以上で負けた53〜54キロの関東馬に注意。

サトノクロニクルは池江厩舎のハーツクライ産駒。デビューから全て1番人気に支持され[2−3−0−0]で連対率100%。京都新聞杯は4番手からメンバー5位の34.0秒で上がって頭差の2着。スローの上がり勝負でプラチナムバレットに切れ負けしたが、最後までしぶとく伸びていた。前走白百合Sは後方からメンバー2位の34.6秒で差し切り勝ち。3着まで同タイムの接戦をハナ差で制した。

芝1800mは[2−1−0−0]の得意距離。トップハンデ57キロを背負うが、前走57キロで勝っている。過去10年の57キロを背負った馬は[0−1−0−6]で連対はノットアローンのみ。前走OP特別で連対した1番人気は[1−1−0−0]だが、前走プリンシパルS1着から勝ったアンビシャスは56.5キロ、前走白百合S2着から2着に入ったヤマニンファラオは55キロだった。少し見込まれたか。

ライジングリーズンは[3−0−0−2]で中山では3戦3勝。フェアリーSは中団の外からメンバー最速タイの35.4秒で差し切り、続くアネモネSは後方から捲ってメンバー最速の35.1秒で差し切った。アエロリット、ディアドラ、リエノテソーロなどに先着している。前走桜花賞は8着に終わったが、荒れた内からしぶとく伸びていた。実質トップハンデの55キロ。休み明け、距離延長でも捲りを決めるか。

前走江の島特別を勝ったクリアザトラック、ホープフルS2着、京成杯3着があるマイネルスフェーン、新馬、早苗賞を連勝したセダブリランテス、前走プリンシパルS5着のニシノアップルパイ、前走新緑賞を勝ったビービーガウディ、前走夏木立賞を勝ったウインガナドル、きんもくせい特別を勝ったロードリベラル、未勝利、500万条件を連勝したバルベーラなど。土曜は曇りのち雨、日曜は曇り時々雨の予報。

クリアザトラックは[3−0−0−2]で朝日杯FS7着、毎日杯6着に終わったが、条件戦では3戦3勝。マウントシャスタの全弟。過去10年で前走1000万条件勝ち馬は[1−0−0−5]。マイネルスフェーンは右回りでは[0−1−4−1]で3着が多い。かなり使い込んだが、再浮上できるか。セダブリランテスは前走初芝の早苗賞を1分47秒9で快勝。前走500万条件を勝った4頭の中で最も重い54キロを背負う。手塚厩舎はマイネルスフェーンと2頭出し。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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