NHKマイルC
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。関東馬は[1−0−0−2]、関西馬は[5−1−0−1]。2〜7枠は[6−1−0−1]、1枠と8枠は[0−0−0−2]。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が1連対、10番人気以下は[3−1−6−80]で4連対。10、10、17番人気が勝っている。最近5年は14倍、218倍、147倍、28倍、9倍。10〜20倍台を押さえて大穴を狙う馬券作戦が有効。

連対馬20頭のうち12頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した8頭のうち6頭が2走前に重賞で3着以内を確保していた。前走4着以下に負けた馬は2走前の成績に注目。前走惨敗が人気の盲点になる。ニュージーランドT勝ち馬は[1−0−0−8]、2着馬は[0−1−0−9]。12年に1番人気のカレンブラックヒルが勝ったが、マイルで3戦3勝の無敗馬だった。中山と東京はコースが全く違う。連対馬は人気になっても不振に終わる傾向。穴で直線一気タイプの突っ込みに注意。

アウトライアーズはスプリングSで2着に入ったが、前走皐月賞は後方から追い込んで0.6秒差の12着に終わった。百日草特別1着のアドマイヤミヤビは桜花賞12着、同2着カデナは皐月賞9着、3着アウトライアーズは皐月賞12着で3頭ともG1で惨敗した。芝1600mは[1−1−0−0]でひいらぎ賞で大外一気を決めている。当初の予定通り、距離適性を考慮して皐月賞の後にNHKマイルCに使ってきた。先週の天皇賞(春)と同様にG1で不振が続く田辺騎手の乗り方次第か。

ボンセルヴィーソはデイリー杯2歳S2着、朝日杯FS3着、ファルコンS2着、ニュージーランドT3着と重賞で3着以内を確保。前走ニュージーランドTは不利な大外16番枠から2番手につけて0.2秒差の3着に粘った。レースを使いながら馬体がしっかりして完成度が高まってきている。ファルコンSの走りを見る限り、左回りは問題なさそうだが、脚質的に直線の長い東京コースに課題がある。芝1600mは[0−1−2−1]。皐月賞を勝った松山騎手が強気なレースで粘らせるか。

カラクレナイはハイペースのフィリーズレビュー(Mデムーロ騎手)で大外一気を決め、前走桜花賞で後方からメンバー2位タイの35.0秒で追い込んで0.2秒差の4着。テン乗りの田辺騎手が騎乗していた。今回は3戦2勝のMデムーロ騎手に戻る。ハイペースで前崩れの展開が理想。アエロリットはフェアリーSとクイーンCで2着に入り、前走桜花賞は後方からメンバー2位タイの35.0秒で追い込んで0.2秒差の5着。相手なりに堅実に走るタイプ。今回は横山典騎手がどう乗るか。

朝日杯FS2着馬モンドキャンノ、ニュージーランドT勝ち馬ジョーストリクトリ、ファンタジーS勝ち馬ミスエルテ、アーリントンC2着馬レッドアンシェル、同3着馬ディバインコード、シンザン記念勝ち馬キョウヘイ、スプリングS3着馬プラチナヴォイスなど。モンドキャンノはスプリングSで10着に終わり、マイル路線に戻ってきた。東京では京王杯2歳Sを中団からメンバー最速の33.7秒で差して勝っている。短距離血統で距離1600mがカギ。京王杯2歳Sで騎乗したルメール騎手に乗り替わる。

ジョーストリクトリはニュージーランドTを1分36秒0(稍重)で快勝。父ジョーカプチーノは09年のNHKマイルC勝ち馬。今週も武豊騎手と清水久厩舎のコンビか。ミスエルテは朝日杯4着、桜花賞11着。化けの皮が剥がれたが、2戦とも重い馬場だった。東京の軽い馬場でどこまで変わってくるか。キョウヘイは重馬場のシンザン記念で直線一気を決めた。6着アルアイン、3着ペルシアンナイトは皐月賞でワンツーを決めた。前走アーリントンCは末脚不発で7着。14年の2着馬タガノブルグと似たようなタイプ。

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