マイラーズC
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。最近7年で1連対のみ。単勝3倍以下は[2−1−1−2]、単勝3倍以上は[0−0−1−3]。混戦で人気が割れたときは危険。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[4−1−2−3]で5連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。最近6年は704倍、35倍、128倍、8倍、153倍、66倍で隔年で万馬券が出ている。

連対馬20頭のうち8頭が前走連対。前走4〜6着が6連対、前走10着以下が5連対。穴で前走OP以上で4〜6着に負けた馬に注意。前走10着以下から連対した5頭にはG1連対またはG2勝ちがあった。6番人気以下で連対した8頭のうち4頭が道中3番手以内、残る4頭のうち3頭が12番手以下からの追い込みだった。京都外回りに変更後も極端な脚質の馬が激走している。穴で先行馬と追い込み馬に注意。

エアスピネルは芝1600m[3−1−1−0]、京都芝1600mは[2−0−0−0]でデイリー杯2歳S、京都金杯を勝っている。京都金杯ではブラックスピネルを完封して勝ったが、前走東京新聞杯ではブラックスピネルにスローの上がり勝負に持ち込まれて逃げ切られた。前2走はブラックスピネルより1.5キロ、1キロ重かったが、今回は同斤の56キロになる。前半5Fは京都金杯が57.2秒、東京新聞杯が62.2秒。今回は10頭立てでまたスローか。折り合い面と開幕週の時計の出やすい馬場がポイントになる。

イスラボニータは芝1600m[1−3−1−1]、京都芝1600mはマイルCSで3、2着。前3走はルメール騎手が騎乗し、富士Sが0.1秒差、マイルCSが頭差、阪神カップが頭差で2着が続いている。3歳時にセントライト記念を勝ってから[0−3−4−5]で勝ち切れないレースが続いている。同じように3歳以降勝ち切れなかった社台の皐月賞馬ロゴタイプは昨年安田記念を制した。休み明けは[2−2−1−2]。入念に乗り込んでいるが、どこまで仕上がってくるか。他馬より1キロ重い57キロを背負う。

東京新聞杯勝ち馬ブラックスピネル、同2着馬プロディガルサン、マイルCSで2着が2回あるフィエロ、昨年の関屋記念&富士S勝ち馬ヤングマンパワー、前走洛陽Sを勝ったダッシングブレイズ、昨年のマイラーズC勝ち馬クルーガー、昨年の京王杯SC2着馬サンライズメジャーなど。ブラックスピネルは東京新聞杯でMデムーロ騎手が騎乗し重賞初制覇。逃げたことがなかった馬がスローペースで逃げ切り勝ち。Mデムーロ騎手は臨機応変の騎乗ができる。京都芝1600〜1800mは[2−1−0−0]。また逃げる手か。

プロディガルサンは東京新聞杯でメンバー最速の32.0秒で伸びてクビ差の2着。前走金鯱賞は好位から伸び切れず7着に終わったが、芝1600mで巻き返すか。フィエロは京都芝1600m[1−3−2−2]でマイラーズCは2、3、4着。昨年はテン乗りの鮫島良騎手が大外をブン回したことが堪えている。重賞は未勝利で2、3着が多いタイプ。福永騎手がロスなく進めてひと押しがあれば。ダッシングブレイズは重賞[0−0−0−5]で4着が最高。ダーツが得意な浜中騎手は調子が上向いている。コース取りがポイント。狙いは定まったか。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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