阪神牝馬S
レース展望

昨年から距離が1600mに変更された。過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。460〜479キロは[2−1−0−1]、459キロ以下は[0−1−1−3]。阪神の重い馬場で小柄な馬は不振傾向。2番人気は[2−1−0−7]、3番人気は[0−3−2−5]で各3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は221倍、23倍、6倍、52倍、3倍で堅いか波乱両極端。

年齢別では4歳[6−6−3−52]、5歳[1−3−4−43]、6歳[2−1−3−18]、7歳以上[1−0−0−12]で4歳馬の活躍が目立つ。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭が4歳馬。人気の盲点になった4歳馬が穴をあけることが多い。前走1600万条件は[5−1−1−28]で1、4、5、5、11番人気が優勝。次走ヴィクトリアマイルを狙う馬は仕上げが甘くなる。前走1600万条件勝ち馬に注意。

ミッキークイーンは15年にオークスと秋華賞を制した2冠馬。これまで牝馬限定戦では[3−5−1−0]で3着以内を確保している。阪神芝は[2−3−0−0]で芝1600mは[1−1−0−0]。昨年の阪神牝馬Sは中団の後ろからメンバー最速の33.3秒で伸びてスマートレイアーにクビ差の2着。秋華賞以来勝ち星がないが、相手なりに堅実に走っている。休み明けは[0−2−1−0]。どこまで仕上げてくるか。

クイーンズリングは重賞4勝の実力馬。昨年秋は府中牝馬S、エリザベス女王杯を連勝し、G1初制覇を飾った。芝1400〜2200mまでこなす万能タイプ。芝1600mは[1−1−0−2]で阪神では桜花賞4着、米子S2着。休み明けは[2−0−0−2]で仕上がっていれば久々は苦にしない。渋った馬場では[2−1−0−1]。金曜と土曜は曇り時々雨の予報。馬場が渋っても問題ない。鞍上は引き続きMデムーロ騎手。

2連勝中のアドマイヤリード、中山牝馬S勝ち馬トーセンビクトリー、同5着のデニムアンドルビー、昨年の桜花賞3着馬アットザシーサイド、3連勝中のジュールポレール、近走不振が続いているタッチングスピーチなど。アドマイヤリードは1000万、1600万条件を最速上がりで連勝。桜花賞5着馬が頭角を現してきた。京都は[3−2−0−1]だが、阪神は[0−0−0−4]。テン乗りのルメール騎手に乗り替わる。

デニムアンドルビーは前走中山牝馬Sでメンバー2位の33.7秒で追い込んで0.2秒差の5着。スタートが遅く後方から届かないレースが続いている。阪神は得意だが、距離1600mをこなせれば。ジュールポレールは500万条件から3連勝でオープン入り。阪神芝1600mは2戦2勝で前走うずしおSを3番手からメンバー最速タイの32.8秒で抜け出して勝っている。幸騎手とは[4−2−0−0]で好相性。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
ダービー卿CT 馬連2,070円、コーラルS 3連単8,990円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
大阪杯 馬連2,320円、御堂筋S 3連単2,020円的中!

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