ジャパンC
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−2−2]で6連対。牡馬は[1−2−2−0]、牝馬は[2−1−0−2]で牡馬は3着以内を確保。2番人気は[1−1−2−6]、3番人気は[1−1−1−7]で各2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、7、7、9番人気。最近5年の馬連は23倍、7倍、25倍、41倍、、101倍で中穴以上の決着が多い。G1実績馬が揃うが堅くない。穴で6〜9番人気に注意。

関東馬[1−0−2−27]、関西馬[9−10−7−67]、外国馬[0−0−1−40]。5番人気以内の関西馬が16連対。G1実績のある人気の関西馬に注目。外国馬は07年以降[0−0−0−39]で3着以内がない。凱旋門賞馬デインドリームが1番人気で6着、ソレミアが7番人気で13着に終わった。今年の東京は馬場の内側が荒れており、日曜が曇り時々雨の予報。例年より外国馬は条件が悪くない。

キタサンブラックは[7−1−3−1]でダービー14着を除き3着以内を確保。今年は天皇賞(春)をスローペースで逃げ切り、G1−2勝目を挙げた。前走京都大賞典は前半5F62.0秒のスローペースで2番手からメンバー6位の33.6秒でまとめて後続を完封。スローペースで上がりをまとめて粘り込むのが勝ちパターン。その通りのレースぶりだった。前3走は1、3、1番枠で内枠が多いが、今回も1番枠に入った。

これまで前半5F59.8秒以上では[7−1−1−0]、前半5F59.2秒以下では[0−0−2−1]で皐月賞3着、ダービー14着、宝塚記念3着に終わっている。流れが速くなると勝ち切れない傾向がある。過去5年のジャパンCの前半5Fは61.8秒。60.2秒、62.4秒、59.6秒、59.3秒。キタサンブラックは1枠1番に入ったため、スローで逃げる手か。流れと直線の長い東京コースがポイントになる。

ゴールドアクターは6連勝でAR共和国杯、有馬記念、日経賞を連勝。天皇賞(春)は1番人気に支持されたが、7番手から勝負どころで外から上がって2番手に押し上げたが、直線で一杯になって12着。スローペースで内ラチ沿いをロスなく回った馬が上位を独占する展開で8枠17番から外々を回って早めに押し上げるレースでは厳しかった。GW中の長時間輸送が影響したのか、パドックではかなりテンションが高くなっていた。

前走オールカマーは中団から早めに動いてメンバー3位の34.4秒で差し切り優勝。昨年以降、東京では2戦2勝、中山では3戦3勝で関東圏では負けていない。芝2200〜2600mは[8−2−1−0]で現在7連勝中。キタサンブラックと同様にスローペースで上がりをまとめて押し切るのが勝ちパターン。流れが速くなると真価が問われるが、内枠に入っただけにキタサンブラックと仲良くスローペースを作るのだろうか。

前走天皇賞(秋)2着のリアルスティール、皐月賞馬ディーマジェスティ、AR共和国杯勝ち馬シュヴァルグラン、菊花賞2着馬レインボーライン、昨年の有馬記念2着馬サウンズオブアース、昨年の天皇賞(春)2着馬フェイムゲーム、毎日王冠勝ち馬ルージュバック、オークス3着馬ビッシュなど。外国馬は昨年のジャパンC6着馬で前走カナディアンインターナショナルを勝ったイラプト、昨年のジャパンC11着馬で前走オイロパ賞を勝ったナイトフラワー、ドイツのバーデン大賞勝ち馬イキートスが出走する。

リアルスティールはドバイターフ(ムーア騎手)でG1初制覇。前走天皇賞(秋)は中団からメンバー最速タイの33.5秒で伸びて0.2秒差の2着。安田記念で11着に終わり、夏負けの影響で毎日王冠を回避したが、社台はMデムーロ騎手を乗せていた。社台の馬に不安情報が出て人気を落としたときは、買いで正解の場合が非常に多い。芝2400m以上ではダービー4着、神戸新聞杯2着、菊花賞2着。菊花賞では福永騎手が騎乗してキタサンブラックにクビ差の2着だった。今回はムーア騎手が騎乗する。

ディーマジェスティは皐月賞を1分57秒9で制し、ダービーは2分24秒1で走って0.1秒差の3着。直線で寄られて外に持ち出すロスがあった。前走菊花賞は中団の後ろからメンバー3位の34.5秒で伸びて0.5秒差の4着。前半5F59.9秒、中盤5Fは64.5秒、後半5Fは58.9秒で実質スローの上がり勝負。ダービーと同様にスローペースで切れ負けしたが、内容が物足りなかったのは馬体6キロ増で少し太かった影響か。距離短縮はプラスだが、またスローペースになる可能性がある。

シュヴァルグランは阪神大賞典とAR共和国杯を勝ち、天皇賞(春)で0.2秒差の3着がある。芝2400〜2500mは[4−1−0−0]。ヴィルシーナの半弟、ヴィブロスの半兄。大外17番枠で福永騎手がどう乗るか。レインボーラインは札幌記念で2着モーリスにクビ差の3着、菊花賞で0.4秒差の2着。道悪をこなすステイゴールド産駒。母系がスタミナ系のレインボーアンバーの一族で追ってバテないタイプ。稍重の札幌記念ではモーリスと同じ最速タイの36.34秒で上がっている。

サウンズオブアースは昨年のジャパンCで0.3秒差の5着に終わったが、1コーナーでごちゃつく不利があった。フェイムゲームは東京長距離重賞[3−1−0−1]。スタミナが問われる展開になれば。ルージュバックは東京[3−1−0−2]でオークス2着、エプソムC1着、毎日王冠1着がある。前走天皇賞(秋)7着は直線でごちゃついて脚を余している。今年の牡馬混合G1で戸崎騎手は[0−0−0−9]。ビッシュはオークスで0.1秒差の3着があるが、これまで33秒台で上がったことがない。

イラプトは昨年のジャパンCで好位から34.5秒で上がって0.3秒差の6着。1コーナーでごちゃつき、4コーナーで前に入られて下がるロスがあった。4歳になった今年はサンクルー大賞でシルバーウェープの2着、前走カナディアンインターナショナルを制している。ナイトフラワーは昨年のジャパンCは大外18番枠から後方を進み、直線で前が壁になって目一杯に追えずに0.5秒差の11着。今年はベルリン大賞とバーデン大賞で2着に入り、前走オイロパ賞を優勝。今年は8枠15番。また外枠に入った。

★先週の予想結果

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東スポ杯2歳S 馬連1,470円、衣笠特別 馬連1,570円的中!
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