新潟2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。単勝4倍以上は[0−0−0−2]で不振。2番人気は[1−0−1−8]で1連対、3番人気は[2−0−0−8]で2連対のみ。6〜9番人気は1連対だが、10年のうち6年で10番人気以下が2着に入っている。最近5年は294倍、9倍、123倍、16倍、7倍で万馬券が2回。キャリアの浅い2歳馬のレースで波乱傾向が強い。

連対馬の脚質は逃げ0先行4、差し3追込13。長い直線と内が荒れた馬場で外からの追い込みが決まりやすい。昨年はロードクエストが直線一気を決めた。キャリア1戦が12連対、2戦が8連対。連対馬は全てキャリア1、2戦。キャリアの浅い馬が活躍している。キャリア3戦以上は[0−0−2−18]で3着が2回あるのみ。5番人気以内は[0−0−1−2]で人気馬も不振に終わっている。

モーヴサファイアは中京芝1600mの新馬戦を2馬身半差で圧勝。スタートは遅かったが、外を回って進出し、メンバー最速の35.5秒で差し切った。2着ラヴィングアンサーは次走未勝利戦を勝っている。ハービンジャー産駒でブラックスピネルの半妹。近親にマリアライト、クリソライトがいる。最速上がりで勝ったが、この日の馬場状態はどうだったのか。馬主はモーリスの吉田和美氏。勝てば池添学厩舎は重賞初制覇となる。

イブキは東京芝1800mの新馬戦を好位からメンバー2位タイの34.8秒で差し切って快勝。2着レジェンドセラーは次走未勝利戦を単勝1.3倍の断然人気で勝っている。今年初年度のルーラーシップ産駒。先週までルーラーシップ産駒は18頭が出走し、5頭が勝ち上がっている。過去10年で前走芝1800mを使った馬は[0−2−1−27]。Mデムーロ騎手から田辺騎手に乗り替わる。勝てば奥村厩舎は重賞初制覇となる。

ダリア賞2着馬マイネルバールマン、阪神の新馬戦を勝った唯一のディープ産駒キャスパリーグ、阪神の新馬戦を勝ったアンジュシャルマン、同コースの新馬戦を勝ったサンライズソア、福島の新馬戦を勝ったアピールバイオなど。

マイネルバールマンは東京芝1400mの新馬戦を勝ち、前走ダリア賞で1番人気に支持されたが、2番手から伸び切れず2着。間隔が空いた影響か少しズブかった。今年初年度のジョーカプチーノ産駒。柴田大騎手が持ってくるか。過去4年はザラストロ、ハープスター、ミュゼスルタン、ロードクエストが直線一気を決めている。今年も直線一気が決まるのかどうか。WASJで有力騎手は札幌遠征。東か西か、秘密兵器に注意。

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