小倉記念
レース展望

過去10年で1番人気は[0−3−2−5]で3連対。前走3着以内は[0−3−1−2]だが、前走4着以下は[0−0−1−3]で不振。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。6番人気以下が8連対と多く、7年で連対している。最近5年の馬連は303倍、14倍、25倍、26倍、28倍で荒れている。11年は15番人気が連対して大波乱になった。ハンデ戦で波乱傾向が強い。

52キロ以下は[0−0−2−21]。53〜55キロは[6−4−4−61]で10連対。軽量馬は53〜55キロに注目。56キロが5連対、57キロが4連対。7年で56キロ以上が連対しており、重賞実績馬は重ハンデを克服している。トップハンデは[1−0−3−7]で1連対のみ。1番人気は[0−0−1−2]で3着止まり。12年以降は[0−0−3−2]で3着に終わる馬が多い。トップハンデは過信禁物。

ダコールはG3[1−3−3−9]、良馬場なら[1−3−1−5]で8戦で5着以内を確保。小倉芝[2−3−1−2]、G3で良馬場なら[0−2−0−0]。前走七夕賞は中団の内からメンバー2位の35.8秒で伸びて半馬身差の2着。勝ち馬より1キロ重い58キロを背負っていた。過去10年で58キロを背負った馬は[0−0−2−2]で3着止まり。8歳馬でも衰えはない。トップハンデ不振のデータを覆して激走するか。

サトノラーゼンは昨年のダービー2着後、7、5、10、13着と不振が続いている。前走新潟大賞典は好位から伸び切れず13着。ひと息入れて立て直したが、どこまで復調してくるか。芝2000mは[2−1−1−1]、右回りでは[2−0−0−0]。池江厩舎はサトノラーゼン、ベルーフ、リヤンドファミユの3頭出し。過去10年で池江厩舎は[2−2−0−3]、5番人気なら[2−2−0−1]で連対率80%。

前走マレーシアCを勝ったアングライフェン、昨年の2着馬ベルーフ、前走七夕賞6着のマーティンボロ、前走メイS5着のテイエムイナズマ、前走鳴尾記念3着のプランスペスカ、小倉芝2000mで3戦3勝のウインリバティ、距離を延ばしてきたエキストラエンド、夏馬クランモンタナ、メイショウナルトなど。アングライフェンは芝2000m[3−1−1−3]。夏の小倉では3戦2勝。川田騎手がガツンと追って持ってくるか。

ベルーフは昨年休み明けで馬体が16キロ増えていたが、中団の外から伸びて0.2秒差の2着に入った。今年は昨年より2キロ重い56キロを背負う。今年も馬体が太く映るが、輸送で絞れるか。ホワイト騎手が騎乗する。マーティンボロは14年の小倉記念2着。小倉芝2000mは[3−1−0−1]。今年の重賞で吉田和美氏は[0−1−1−7]で未勝利。叩き2戦目は[3−0−0−2]。藤岡佑騎手に乗り替わる。

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