マイラーズC
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。単勝3倍以下は[3−1−1−1]だが、単勝3倍以上は[0−0−1−3]で連対なく不振。混戦メンバーで人気が割れたときは危険。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。

最近5年の連対馬10頭のうち5頭が6番人気以下。馬連は704倍、35倍、128倍、8倍、153倍で隔年で万馬券。G2でメンバーは揃うが波乱が多い。6番人気以下で連対した8頭は全て関西馬で前走OP以上に出走し、5頭が2〜6着に負けていた。穴で前走善戦止まりに終わり、6〜9番人気になった馬に注意。

連対馬20頭のうち9頭が前走連対。前走4〜6着が6連対、前走10着以下が5連対。前走着順は問われないが、前走10着以下から連対した5頭にはG1連対またはG2勝ちがあった。前年のマイルCS最先着馬は[4−0−4−1]、マイルCS連対馬が1番人気なら[3−0−2−0]。今年も該当馬はフィエロ。

フィエロは14年と15年が同じステップでマイラーズC2→3着、安田記念8→4着、スワンS3→2着、マイルCS2→2着、香港マイル6→9着。未だに重賞を勝っていないが、マイルCSで2着が2回あるように能力はG1級。京都芝は[1−5−2−0]で芝1600mは[1−3−1−0]で複勝率100%。

昨年のマイラーズCは中団の内からメンバー2位の32.5秒で伸びて0.1秒差の3着。スローペースでレースのラスト3Fが33.2秒という前残りの展開で32秒台で上がっても届かなかった。今年はメンバー的にチャンス大だが、Mデムーロ騎手が皐月賞の斜行で騎乗停止というのがどう出るか。(水曜時点で鞍上未定)

ダノンリバティは昨年夏以降ダートを使われたが、復帰戦は芝に戻して大阪城Sがタイム差なしの4着。前走六甲Sは中団から早めに動いてメンバー5位タイの33.9秒で抜け出し1分33秒1で優勝。直線で追い出しを待つ余裕があったが、直線でガツンとは伸びなかった。直線が平坦な京都でそのあたりが課題か。

昨年のマイラーズC2着馬サンライズメジャー、小倉大賞典勝ち馬アルバートドック、同6着のクルーガー、前2走ダノンリバティと接戦したテイエムイナズマ、3連勝中のネオスターダム、昨年の勝ち馬レッドアリオン、前2年のマイラーズCで3、4着のエキストラエンド、14年のマイルCS勝ち馬ダノンシャークなど。

サンライズメジャーは京都芝[4−3−0−3]、京都芝外1600m[2−1−0−1]。今年7歳になったが、昨年のように前残りの展開に持ち込めれば。アルバートドックは芝1600mの速い流れを経験していないが、京都芝[2−1−2−1]で菊花賞を除き3着以内を確保。白百合Sの内容からマイルでも侮れない。

クルーガーは前走中日新聞杯6着は出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えている。芝1600mは初めてだが、芝1800mは2戦2勝。テン乗りの松山騎手に乗り替わる。テイエムイナズマは好走しても人気にならないタイプで今回もダノンリバティとは人気に大きな差が出そう。同コースのデイリー杯2歳Sの勝ち馬。

ネオスターダムは芝1600mで差すレースをして3連勝。京都芝1600m(内回り含む)は[2−2−0−0]。トーセンスターダムの半弟。テン乗りの池添騎手に乗り替わる。ダノンシャークは8歳馬で他馬より1キロ重い57キロを背負う。京都芝外1600mは[2−2−3−2]。得意コース、福永騎手で一変するか。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
陽春S 馬連2,670円 3連単62,330円的中!
桜花賞3連単20,330円(12点)に続き2週連続万馬券的中!

◆MR予想(万馬券MR)
福島牝馬Sは3連単19万、14万を的中している得意レース。
今年も穴馬で大きいところを狙います!

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