オーシャンS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対。休み明けは[0−1−2−4]で1連対のみ。1枠はおらず、2、3枠は[1−2−0−2]だが、5枠より外枠は[0−0−2−3]で連対なし。休み明け、外枠に入った1番人気は危険。2番人気は[2−1−0−7]、3番人気は[3−0−0−7]で各3連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が4連対。人気薄が半数を占め、10年のうち8年で連対している。最近5年の馬連は15倍、137倍、5倍、130倍、33倍。馬場が渋ると荒れる傾向がある。

年齢別では4歳[2−2−2−26]、5歳[4−1−4−34]、6歳[1−5−1−28]、7歳以上[3−2−3−42]で6歳以上が計11連対。最近6年の連対馬12頭のうち9頭が6歳以上の高齢馬だった。スプリント重賞実績のある高齢馬に注意。連対馬20頭のうち11頭が1〜3枠。毎年内枠の馬が必ず連対している。開催2週目で馬場がいいため、内枠からロスなく回って前につけられる馬が有利。最近7年で7、8枠は[0−1−4−23]で1連対のみ。外枠に入った馬は人気馬も不振が続いている。

アルビアーノは昨秋スワンSを勝ち、マイルCS5着。前に行って粘り込むレースをしていたが、スワンSでは中団に控えて初めて33秒台の上がりを繰り出して差し切った。前走マイルCSは好位から33.7秒で伸びて0.3秒差の5着。道中少し折り合いを欠き、直線で内に切れ込むロスがあった。スピードの絶対値が高く、馬体がマッチョ化し、適性が短距離にシフトしてきている。陣営はルメール騎手を確保。14年以降、吉田和美氏の馬が重賞で1、2番人気なら[5−0−0−1]。騎手たちは大人の事情をよく理解している。

ハクサンムーンはスプリントG1[0−2−1−3]の実力馬。昨年の高松宮記念では2番手からしぶとく伸びて半馬身差の2着に粘り、6番人気で穴をあけた。オーシャンSには3年連続出走し、全て休み明けで逃げて9、13、2着。前半3Fは33.1秒、33.9秒、34.0秒(稍重)。最近はスプリント重賞でも流れが速くならないことが多い。休み明けは[0−3−0−4]で勝ったことはないが、今年も昨年と同様に56キロで出走できる。今年7歳になったが、仕上がりが良く、単騎逃げが打てれば侮れない。

2走前にラピスラズリSを勝ったネロ、14年のスプリンターズS勝ち馬スノードラゴン、前走洛陽S2着のエイシンブルズアイ、前走シルクロードS3着のワキノブレイブ、前走カーバンクルSを勝ったカハラビスティー、同2着のゴールドペガサスなど。ネロは昨年のアクアマリンS以降[4−5−0−2]。中山芝1200mは[2−2−0−1]の巧者。前走シルクロードS9着は何が悪かったのか。森厩舎は10年朝日CCをキャプテントゥーレで勝って以降重賞勝ちがない。テン乗りの三浦騎手に乗り替わる。

スノードラゴンは14年の最優秀短距離馬。14年の香港スプリント8着の後に脚部不安を発症し、1年3ヶ月ぶりのレースになる。中山芝&ダ1200mでは[5−3−1−1]。G1馬が地力を見せるか。エイシンブルズアイは前走芝1600mの洛陽Sで2着に入ったが、高松宮記念を目指して芝1200mに戻してきた。久々になる坂のあるコースで詰めの甘さを補えれば。ゴールドペガサスは前2走中山芝1200mのOP特別で4、2着。まだ上がり目が望める4歳馬。陣営はシュタルケ騎手を確保している。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
WIN5 76,850円的中!中山記念、阪急杯的中!

◆MR予想(万馬券MR)
穴馬は中山記念・アンビシャス、阪急杯・ブラヴィッシモ激走!

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