阪神JF
レース展望

2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。単勝2.2倍以下は[2−2−0−0]で連対率100%。単勝2.4倍以上は[0−0−1−5]で3着止まり。混戦で人気が割れたときは過信禁物。2番人気は[1−1−3−5]で2連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。外回り変更後の連対馬18頭のうち15頭が5番人気以内、残る3頭は8、8、15番人気。3番人気以内の決着は1回のみ。最近5年の馬連は12倍、48倍、359倍、12倍、22倍。人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち17頭が前走上がり3Fがメンバー1、2位。そのうち16頭が前走連対していた。前走上がり6位以下は[0−0−2−40]で3着止まり。前走切れる脚を使って連対した馬を重視したい。阪神外回りで上がりの速さが問われる。連対馬20頭のうち19頭が前走連対、残る1頭が前走3着。前走新馬戦は[1−2−3−12]、未勝利戦は[1−0−0−12]、500万条件は[5−2−2−43]、OP特別は[0−0−1−23]、重賞は[3−6−4−64]。前走500万条件、重賞で連対した馬を重視。

メジャーエンブレムは新馬、アスター賞を連勝。2戦とも鞭を入れておらず、最後は余力を残していた。前走アルテミスSは大外枠スタートから途中でハナを切り、直線で後続を引き離したが、大外からデンコウアンジュに差されてクビ差の2着。前に行った馬が失速する中、ラスト3Fを11.9−11.1−11.2秒でまとめている。直線で馬体を併せる形ならもっと粘れたのではないか。母キャッチータイトルと同様に前に行って高速ラップでまとめられるタイプ。安定感のあるレースぶりから、1番人気に支持されそうだ。今年の重賞でルメール騎手は1番人気なら[1−5−1−1]。人気に関係なくG1では[0−1−4−11]。持ち味を生かせる流れに持ち込めるかがカギ。

メイショウスイヅキは新馬戦1着、サフラン賞6着、もみじS1着、ファンタジーS6着。好走と凡走を繰り返しているが、上がり3Fはメンバー1、1、1、2位。前走ファンタジーSは2番人気に支持され、後方からメンバー2位の33.2秒で伸びて0.3秒差の6着。前残りの展開でずっと掛かり気味に進み、直線に向いたときには物理的に届かない位置だった。調子が良過ぎ、武豊騎手で馬が舞い上がってしまったのか、全く力を出せなかった。過去10年で前走ファンタジーSは[1−3−2−41]、勝ち馬は[0−2−0−7]、2、3着馬は[1−1−2−8]だが、4着以下は[0−0−0−26]。今年の重賞で松本氏は[0−1−0−45]。池添騎手に乗り替わる。

アルテミスS勝ち馬デンコウアンジュ、同3着のクロコスミア、ファンタジーS勝ち馬キャンディバローズ、同2着馬メジェルダ、同3着馬ブランボヌール、函館2歳S2着馬メジャータイフーン、新馬&秋明菊賞を連勝したアットザシーサイド、未勝利&サフラン賞を連勝したクードラパン、白菊賞勝ち馬アドマイヤリード、前走りんどう賞を勝ったウインミレーユ、新潟2歳S2着馬ウインファビラス、同4着馬ペルソナリテなど伏兵は数多い。デンコウアンジュはアルテミスSでメンバー最速の33.3秒で豪快な大外一気を決めた。馬体が18キロ減っていたが、強烈な末脚を繰り出した。フロックであの脚が使えるのかどうか。前2走中1週が続いた点と当日の馬体重に注意。

キャンディバローズはファンタジーSを3番手から抜け出して接戦を制した。412キロの小柄な牝馬だが、札幌でレコード勝ちしたように非力ではない。ルメール騎手からアッゼニ騎手に乗り替わる。ブランボヌールは1番人気に支持されたファンタジーSで3着に終わったが、休み明けで馬体が10キロ増えており、中央場所でどうか試走の面もあったか。ひと叩きして攻めを強化し勝負モード。岩田騎手は7〜9月1週目の夏重賞では[7−1−1−1]だったが、それ以降は[0−4−5−13]で1番人気では[0−4−2−1]、2番人気以下は[0−0−3−12]。過去10年で函館2歳S勝ち馬は阪神JFで[0−0−0−5]でクリスマスの4着が最高。ディープインパクト産駒が壁を乗り越えるか。

アットザシーサイドはメンバー最速上がりで2戦2勝。前走秋明菊賞は後方からメンバー最速の33.9秒で差し切って2馬身差で圧勝。レースのラスト3Fは11.8−11.6−11.3秒で尻上がりだった。ルメール騎手はマイルでも問題ないとコメントしている。母ルミナスハーバーはヒシアトラスの半妹で阪神JFで3着に入っている。初の芝1600m、前走馬体10キロ減、阪神替わりが課題。今年の重賞で吉田照哉氏は[0−3−1−13]で未勝利。三浦騎手はG1初制覇なるか。クードラパンは芝1600m[2−0−1−0]で未勝利戦と500万条件を連勝した。ニュージーランドT2着馬グランシルクの半妹。馬名は「ウサギのしっぽ」という意味。パドックでしっぽに注目。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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