キーンランドC
レース展望

サマースプリントシリーズ第4戦。過去9年で1番人気は[1−4−2−2]で5連対。牝馬は[1−3−1−0]だが、牡馬は[0−1−1−2]で不振傾向。2番人気は[2−2−1−4]で4連対、3番人気は[2−0−1−6]で2連対。毎年1、2番人気のどちらが必ず連対している。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は30倍、17倍、8倍、10倍、13倍で中穴までに収まっている。

牡馬は[3−5−5−75]、牝馬は[6−4−4−39]で牝馬が6勝を挙げている。4番人気以内では牡馬[2−2−4−14]、牝馬[6−4−2−2]で牝馬が高確率。夏のスプリント重賞は牝馬が強い。4番人気以内の牝馬を重視したい。連対馬18頭のうち13頭が芝1200mで3勝以上、残る5頭のうち3頭にスプリント重賞で連対があった。15頭は芝1200mで複勝率50%以上。これらを満たす馬に注目したい。

ティーハーフは3連勝で函館スプリントSを制覇。出遅れて最後方からのレースになったが、メンバー最速の34.0秒で豪快な大外一気を決めた。前半3F33.0秒のハイペースで5着を除き8着まで10番手以下につけた馬が入ったように展開が嵌ったのは確かだが、一頭だけ次元の違う末脚でインパクトのあるレースぶりだった。以前から高速上がりを連発していた馬が馬体がボリュームアップして本格化してきた。今回は1キロ増の57キロを背負い、1番人気でマークされる立場。国分優騎手の技術力が問われる。道中の位置取りがカギ。

レッドオーヴァルは芝1200m[1−2−2−4]だが、良馬場なら[1−2−2−1]で堅実に走っている。札幌芝1200mは[1−1−1−0]で昨年のキーンランドCで中団からメンバー最速の34.2秒で伸びてクビ差の2着がある。前走UHB賞は後方2番手からメンバー最速の33.3秒で伸びて0.1秒差の3着。近走は渋った馬場で惨敗が続いていたが、良馬場のレコード決着で復調気配を見せた。今回はルメール騎手からテン乗りの岩田騎手に乗り替わる。安田隆厩舎はオメガヴェンデッタ(横山典騎手)と2頭出し。

昨年のキーンランドC勝ち馬ローブティサージュ、前走UHB杯をレコード勝ちしたエポワス、前走函館日刊スポーツ杯を勝ったオメガヴェンデッタ、昨年のCBC賞勝ち馬トーホウアマポーラ、Mデムーロ騎手を乗せてきたスギノエンデバー、函館スプリントS3着馬レンイングランド、前走TVh杯を勝ったウキヨノカゼ、昨年のキーンランドC3着馬マジンプロスパーなど伏兵は数多い。ローブティサージュは前走函館スプリントSで15着に終わったが、直線で前が壁になり全く追えなかった。昨年より1キロ重い55キロを背負うが、洋芝は合うだけに巻き返しに注意。

エポワスは淀屋橋Sでビッグアーサーにクビ差、TVh杯でウキヨノカゼにクビ差、函館日刊スポーツ杯でオメガヴェンデッタに半馬身差と2着が続いたが、前走UHB杯をレコードで制した。斤量3キロ増がカギになる。オメガヴェンデッタは初の芝1200mとなった函館日刊スポーツ杯を好位から抜け出して快勝。京王杯SCで0.1秒差の3着があり、重賞で通用する下地はある。母は末脚が強烈だったビハインドザマスク。横山典騎手の乗り方次第で弾けるかもしれない。マジンプロスパーは芝1200〜1400m、良馬場、56キロでは[1−1−1−1]。前走函館スプリントSは6着に終わったが、58キロを背負っていた。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
北九州記念 馬連920円 ワイド610円 3連複3,110円的中!

◆MR予想(万馬券MR)
札幌日刊スポーツ杯 馬連5,050円、信濃川特別 3連複2,280円的中!
穴馬は札幌記念・ディサイファ、札幌日刊スポーツ杯・トゥインクル優勝!

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