スプリングS
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−2−2]で6連対。最近8年は全馬3着以内を確保。単勝1倍台は[0−1−1−0]で未勝利。前走朝日杯FSを勝った1番人気は[1−0−1−1]で昨年ロゴタイプが勝っている。2番人気は[2−0−2−6]で2連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。最近6年の馬連は200倍、30倍、180倍、14倍、7倍、10倍。最近3年は堅く収まったが、時々人気薄が連対して大波乱が起きる。昔から雨が降ると極端な人気薄が激走して荒れる傾向がある。馬場が渋ったら極端な人気薄に注意。

連対馬20頭のうち15頭が前走3着以内。前走G3で3着以内に入った馬が1、2番人気に支持されれば[4−2−2−2]で複勝率80%。今年の該当馬はベルキャニオン。前走10着以下は[0−0−0−10]で惨敗馬は出番がない。連対馬のキャリアは3戦6頭、4戦7頭、5戦1頭、6戦5頭、7戦以上1頭。キャリア3、4戦が計13連対と多い。最近5年は連対馬10頭のうち8頭がキャリア3、4戦。OP実績のあるキャリア3、4戦の馬に注目したい。今年の該当馬はアジアエクスプレス、ベルキャニオン、クインズハリジャン。

アジアエクスプレスはダートの新馬、オキザリス賞を圧勝。前走朝日杯FSは初芝だったが、中団からメンバー最速の35.3秒で差し切った。内ラチ沿いをロスなく回って勝負どころで馬場のいい外に持ち出すムーア騎手の好騎乗で最後に末脚が爆発した。勝ちタイム1分34秒7は同日の1000万条件より0.5秒遅く、前日のひいらぎ賞を勝ったミッキーアイルより0.5秒遅い。このあたりをどう考えるか。休み明け、距離1F延長、トリッキーな中山芝1800m、ムーア騎手からの乗り替わりにリスクがあるが、今の力のいる馬場は合っている。仕上がりの早い外国産馬で馬体の造りが目立つ馬。皐月賞の有力馬になれるか、試金石の一戦。

ベルキャニオンは東京芝2000mの新馬戦でラングレーに負けたが、未勝利戦を2分1秒1のレコードで快勝。ホープフルSは後方からメンバー2位タイの36.5秒で伸びて0.1秒差の2着。4コーナー、直線でごちゃついて追い出しが遅れるロスがあった。前走共同通信杯は6番手の内からメンバー最速の33.1秒で伸びて0.2秒差の2着。イスラボニータに負けたが、メンバー最速の末脚を繰り出して能力を示した。マウントシャスタ、カミノタサハラの全弟。末脚はかなり切れるが、ホープフルSで2着があるように力のいる中山もこなせる。今年の重賞で福永騎手は[0−4−0−4]、3番人気以内では[0−4−0−1]で2着が多い。

クラリティシチーはいちょうS3着、東スポ杯2歳S3着、ホープフルS3着、セントポーリア賞2着。前走セントポーリア賞は3番手につけたが、直線で前が壁になって脚を余した。ホープフルSで3着があるように中山もこなせる。ロサギガンティアは前走500万条件を好位からメンバー2位タイの34.4秒で抜け出して快勝。直線で前が空かずに追い出しを待たされたが、馬群を割ると鋭く伸びて一気に突き抜けた。昨年以降の重賞で藤沢和厩舎は[1−1−6−28]で勝率2.8%、連対率5.6%。1番人気では[0−0−0−5]、3番人気以内では[0−1−3−11]。ロサギガンティアの馬主は社台RH。Mデムーロ騎手を乗せてきた。

★先週の予想結果

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