朝日CC
レース展望

昨年から12月に移動し芝1800mのハンデ戦に変更された。昨年はショウリュウムーン(6人)、アドマイヤタイシ(4人)、タガノエルシコ(13人)で決着し、馬連70倍、3連単9014倍。1番人気のリルダヴァルは出遅れて大外を捲り15着、2番人気のヒストリカルは後方から伸び切れず12着に終わった。今年はフルゲート18頭で混戦メンバー。阪神芝1800m適性があり、かつ今調子がいい馬を重視したい。

ラウンドワールドは札幌2歳S2着の後、ラジオNIKKEI杯6着、共同通信杯4着に終わったが、長期休み明けのアンドロメダSを中団から差し切って2馬身差で圧勝した。重馬場をモノともせず、いい脚を長く使って復活を果たした。ドリームパスポートの半弟。3歳秋を迎えて本格化してきたか。OP特別を勝ったため、ハンデは2キロ増の55キロ。休み明け、重馬場で激走した反動がなければ、勝ち負けに加わりそうだ。

マイネルラクリマは前走5走[2−2−1−0]で3着以内を確保。前走福島記念は休み明け、58キロで2着に終わったが、1分57秒4で走って力を示した。芝1800mは[1−2−0−1]で白百合S1着、ラジオNIKKEI賞2着、都大路S2着がある。3戦連続でトップハンデ58キロを背負うのは楽ではないが、相手なりに堅実に走るタイプ。直線の長い阪神外回りで切れ負けしないように柴田大騎手が導けるかがカギ。

アルキメデスは3連勝でオープン入り。アーリントンCとプリンシパルSで3着がある素質馬。好位から高速ラップでまとめて一戦ごとにパフォーマンスを引き上げている。ハンデは前3走より2キロ軽い55キロ。勢いで突破できるか。タマモベストプレイはクラシックは5、8、8着に終わったが、芝1800mは[1−1−0−0]できさらぎ賞1着、スプリングS2着がある。叩き3戦目、距離短縮、55キロと条件が好転する。

前走ポートアイランドS3着のヒストリカル、前走エリザベス女王杯8着のハナズゴール、共同通信杯2着馬ゴットフリート、2連勝でオープン入りしたコアレスドラード、前走カシオペアS3着のカワキタフウジン、同4着のダノンプログラマーなど伏兵は数多い。ヒストリカルは阪神芝1800m[2−0−0−1]で毎日杯1着がある。昨年の朝日CCは0.4秒差の12着。カンパニーの半弟。得意コースでひと皮剥けるか。

ハナズゴールは前3走6、9、8着に終わったが、0.3秒、0.3秒、0.6秒差でそれほど負けていない。阪神外回りは2戦2勝でチューリップ賞とリゲルSをメンバー最速の末脚で差し切っている。栗東留学で調子が上向いたら要注意。ダノンプログラマーはOP特別[0−0−1−6]だが、上がり3Fは7戦のうち6戦がメンバー1、2位。芝1800mは前走0.2秒差の4着でメドは立った。坂のある阪神は合っている。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

[Home]