アルテミスS
レース展望

過去9年の赤松賞と昨年のアルテミスSで1番人気は[4−2−3−1]で6連対。単勝1倍台[2−2−1−0]、2倍台[2−0−1−1]、3倍以上[0−0−1−0]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[1−3−3−3]で4連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。最近5年の馬連は4倍、5倍、10倍、103倍、15倍で4年が10倍台止まり。一昨年は8番人気と5番人気で万馬券決着になった。

前走新馬戦勝ち馬は[1−3−2−22]、1番人気なら[1−2−1−0]。前走未勝利戦勝ち馬は[3−6−2−24]、1〜4番人気は[1−2−1−4]、5〜9番人気は[2−4−1−13]。穴で5〜9番人気になった馬に注意。連対馬20頭のうち16頭が前走4番人気以内。前走6〜9番人気から連対した4頭のうち3頭が前走重賞で4着に善戦していた。前走10番人気以下は[0−0−0−27]で出番がない。

クリスマスは函館芝1200mの新馬戦、函館2歳Sを連勝。新馬戦は1分9秒3の2歳レコードで逃げ切って7馬身差で圧勝。函館2歳Sは2番手からメンバー最速タイの35.8秒で抜け出して2馬身差で圧勝。スピードと能力の違いを見せつける強い勝ち方。丸山騎手が内外を振り返る余裕があった。今回は休み明け、距離1600mが課題になるが、阪神JFに向けて距離にメドを立てたいところ。武豊騎手に乗り替わる。

マーブルカテドラルは新馬戦を4番手からメンバー最速の34.3秒で抜け出して快勝。新潟2歳Sは2番手から伸び切れず5着。道中少し折り合いを欠き、直線でフワフワして若さを見せた。同タイムの2着イスラボニータは次走いちょうSを勝っている。前走芙蓉Sは5番手から3位タイの34.8秒で差し切り勝ち。折り合って最後に切れる脚を使ったようにキャリアを積んで少しずつ成長している。上原厩舎のダイワメジャー産駒。

札幌2歳S2着馬マイネグレヴィル、芙蓉S3着馬パシフィックギャル、デイリー杯2歳S5着馬プライマリーコード、前走新潟2歳S7着のマイネグラティア、前走未勝利戦を好タイム勝ちしたウインリバティなど伏兵は数多い。マイネグレヴィルは極悪馬場の札幌2歳Sで逃げてレッドリヴェールにクビ差の2着。函館は逃げた馬が有利だったが、持ち味のしぶとさを見せた。時計面に課題があるが、地力で粘ってもおかしくない。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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