天皇賞(秋)
レース展望

過去10年で1番人気は[5−2−1−2]で7連対。牡馬は[3−2−0−0]。牝馬は[2−0−1−2]、4歳馬なら[2−0−0−0]でウオッカ、ブエナビスタが制している。2番人気は[0−2−3−5]で2連対、3番人気は[0−0−1−9]で連対なく不振。最近7年のうち4年で7番人気以下が連対している。3番人気以内の決着は1回のみ。馬連は70〜80倍台が2回、万馬券が2回と荒れている。

連対馬20頭のうち19頭が前走G2以上で5着以内。前走6着以下は[1−0−2−52]、前走G3は[0−0−2−11]で不振。年齢別では3歳[0−3−2−11]、4歳[5−3−3−33]、5歳[4−4−4−40]、6歳[0−0−1−27]、7歳以上[1−0−0−33]で4、5歳馬が活躍。G1実績のある4、5歳馬を重視したい。6歳以上の高齢馬は[1−0−1−60]でほとんど出番がない。

ジェンティルドンナは牝馬3冠とジャパンCを制した昨年の年度代表馬。今年はドバイシーマクラシック2着、宝塚記念3着に終わり、まだ勝っていない。宝塚記念は道中少し折り合いを欠き、渋った荒れ馬場も影響して直線で伸び切れなかった。ドバイに遠征した影響もあったのだろう。今回はリフレッシュして立て直し、8月下旬から入念に乗り込んでいる。東京芝は[2−0−0−0]でオークスとジャパンCを制している。

過去10年で天皇賞(秋)をステップにジャパンCを制した馬は、ゼンノロブロイ1着→1着、アドマイヤムーン6着→1着、ウオッカ3着→1着、ブエナビスタ4着→1着。近年は賞金の低い天皇賞(秋)を叩き台にして賞金の高いジャパンCを狙うケースが多い。秋の最大目標はジャパンC。どこまで仕上げて勝ちにくるか。昨年のジャパンCでオルフェーヴルに勝った馬。能力的にあっさりもあるが、渋った馬場がどう影響するか。

エイシンフラッシュは前走毎日王冠を好位からメンバー3位タイの32.8秒で抜け出して優勝。昨年の毎日王冠は9着に終わったが、休み明け、58キロを克服した。昨年の天皇賞(秋)は内ラチ沿いの中団の後ろからメンバー最速タイの33.1秒で内から差し切って優勝。Mデムーロ騎手が内でタメて切れ味を引き出した。ダービー馬が6歳になっても高いパフォーマンスをキープしている。今年もMデムーロ騎手が持ってくるか。

トウケイヘイローは鳴尾記念、函館記念、札幌記念を3連勝。安田記念を除外されて鳴尾記念を使ったのがターニングポイントになった。前走札幌記念は逃げて4コーナーで後続を引き離し6馬身差で圧勝。逃げた馬が残りやすい馬場状態だったが、極悪馬場をこなし最後は流す余裕があった。今回はメンバーが強化され、経験のない58キロを背負う。直線の長い東京で武豊騎手がどんなレースをするか。馬場が渋るとプラスに働く。

前3走重賞で2着のジャスタウェイ、皐月賞3着馬コディーノ、宝塚記念2着馬ダノンバラード、京都大賞典勝ち馬ヒットザターゲット、同2着馬アンコイルド、オールカマー勝ち馬ヴェルデグリーン、昨年の有馬記念2着馬オーシャンブルーなど伏兵は数多い。ジャスタウェイは芝2000m以上[0−0−1−4]で昨年の天皇賞(秋)は0.5秒差の6着。福永騎手とは[2−3−0−1]の好相性だが、距離延長がどう出るか。

コディーノは前走毎日王冠で7着に終わったが、出遅れと外枠が堪えている。叩き2戦目、距離1F延長、1枠1番、リスポリ騎手でどこまで変わるか。ダノンバラードは前走宝塚記念で渋った荒れ馬場を味方にジェンティルドンナ、フェノーメノを完封した。芝2000mは[3−0−6−3]で3着が多い。雨はプラスに働く。オーシャンブルーは昨年の金鯱賞をレコード勝ち。叩き2戦目で有馬記念2着馬が底力を見せるか。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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