京都大賞典
レース展望

天皇賞(秋)、ジャパンCへのステップレース。過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。古馬混合G1で連対のある馬は[3−3−0−0]で連対率100%。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内、残る4頭は9、7、6、7番人気。最近5年の馬連は58倍、18倍、6倍、6倍、157倍。以前より波乱傾向が強まっている。

上がり3F別では1位[6−4−1−3]、2位[3−2−2−2]、3位[1−1−4−4]、4〜5位[0−3−2−15]、6位以下は[0−0−1−53]。上がり1、2位が15連対。京都外回りで上がりの速さが問われる。2400mをこなすスタミナと切れ味を兼ね備えた馬を重視。6番人気以下で3着以内に入った9頭のうち7頭に京都芝2400m以上の重賞で3着以内があった。穴で京都長距離重賞実績馬に注意。

ゴールドシップは[9−2−0−2]で皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念を制している。2走前の天皇賞(春)は大外から捲ってきたが、直線でギアチャンジできず5着。高速馬場のダービーでも5着に終わっている。前走宝塚記念は4番手から直線で早めに抜け出し、メンバー最速の35.2秒でまとめて3馬身半差で圧勝。渋った荒れ馬場の適性の差が出た感が強いが、ジェンティルドンナ、フェノーメノを相手にしなかった。

宝塚記念で好位につけて勝ったことで死角は少なくなったが、まだスタートは完全にはクリアできていない。出遅れて最後方からのレースになる可能性があるが、外回りの京都芝2400mなら大外捲りでも届くか。これまで13頭以下では[5−1−0−0]で少頭数のレースに強いタイプ。このメンバーならあっさり勝ってもおかしくないが、京都は開幕週のため、土曜の馬場傾向に注意したい。馬体は太過ぎないことが条件。

トーセンラーは昨年ハンデG3を中心に使われたが、今年は京都記念を勝ち、天皇賞(春)2着とステップアップ。天皇賞(春)は1枠1番から道中内をロスなく回って脚をタメ、勝負どころで外に出してゴールドシップが来るのを待ってから追い出し2着を確保。宝塚記念はゴールドシップに完敗したが、重い馬場は合わないタイプ。京都芝[3−1−2−1]の巧者。開幕週の高速馬場は合う。今回はテン乗りの幸騎手が騎乗する。

ダイヤモンドS勝ち馬アドマイヤラクティ、ヴィクトリアマイル勝ち馬ヴィルシーナ、G2を3勝している実力馬トゥザグローリー、G2を2勝している実力馬トレイルブレイザー、前走新潟記念5着のニューダイナスティなどが伏兵か。アドマイヤラクティは天皇賞(春)でゴールドシップに0.1秒先着。相手なりに堅実に走るタイプ。ヴィルシーナは産経大阪杯6着、安田記念8着に終わっただけに牡馬相手に通用するかどうか。

トゥザグローリーは前4走12、18、12、16着で大不振だが、京都記念と日経新春杯を勝っている。仕上がり次第で56キロなら侮れない。トレイルブレイザーは昨年の京都記念勝ち馬。こちらも56キロで出走できる。ニューダイナスティは関ヶ原Sでメイショウナルトに勝った実績から重賞で通用しそうだが、前走新潟記念は5着に終わった。京都芝2400mでは[2−0−1−0]。好メンバーのG2で力が足りれば。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
スプリンターズS 馬単530円 3連単28,020円的中![◎▲○]超穴馬マヤノリュウジン激走!

◆MR予想(万馬券MR)
ながつきS 馬連・3連単10.830円的中!穴馬はマヤノリュウジン、ケイアイレオーネが激走!

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競馬アナリストGM

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