小倉2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−3−4]で3連対。単勝は1倍台[1−0−1−1]、2倍台[0−1−0−2]、3倍以上[1−0−2−1]でオッズに関係なく不振。2番人気は[4−1−0−5]で5連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。連対馬20頭のうち16頭が5番人気以内。9番人気以下は[0−0−2−66]で3着止まり。最近5年の馬連は125倍、29倍、7倍、5倍、35倍で中穴以上が多い。

単勝1.0〜2.9倍は[1−1−1−3]で2連対のみ。単勝3.0〜9.9倍は[8−3−4−16]で11連対。軸はこのゾーンに入った馬から選びたい。相手は[1−5−3−13]の単勝10倍台が妙味。単勝20倍以上は[0−1−2−86]で不振。昨年は小倉芝1200mの新馬戦を逃げて圧勝したマイネルエテルネルが優勝。前半3F34秒以下の小倉芝1200mで逃げまたは先行して勝ってきた馬を重視したい。

ベルカントは小倉芝1200mの新馬戦を1枠1番から逃げて5馬身差で圧勝。前半3Fを33.7秒で飛ばし、メンバー3位タイの34.7秒でまとめて逃げ切った。直線で軽く仕掛けて引き離すと最後は流す余裕があった。スタートに課題があるが、二の脚は速い。今回は荒れ馬場で新馬戦より速い流れがどう出るか。今年の芝重賞で武豊騎手は3番人気以内なら[7−2−0−4]で現在4連勝中。角田厩舎は重賞初制覇なるか。

ホウライアキコは開幕週の小倉芝1200mの新馬戦を逃げて2馬身半差で圧勝。前半3F34.0秒で逃げて、メンバー最速タイの33.8秒で上がっている。勝ちタイム1分7秒8は小倉の2歳レコード。2着キンシノキセキ、3着マイネヴァリエンテは次走未勝利戦を勝ち上がっている。仕上がり早の小柄な牝馬でいかにも2歳戦で活躍しそうなタイプ。きさらぎ賞をタマモベストプレイで制した和田騎手&南井厩舎のコンビ。

小倉芝1200mの新馬戦を勝ったエイシンキサナドゥ、小倉芝1200mの未勝利戦を3馬身半差で圧勝したマイネヴァリエンテ、中京芝1200mの新馬戦を勝ったラブリープラネット、新潟芝1200mの新馬戦を勝ったネロ、中京2歳S2着のウインスプラッシュ、小倉芝1200mの未勝利戦を勝ったハッシュ、小倉芝1200mの新馬戦を勝ったシゲルカガなど伏兵は数多い。土曜に台風が接近し、馬場悪化が想定される。

エイシンキサナドゥは単勝1.8倍に支持された新馬戦を大外から差し切った。530キロの大型馬でパワーがあるだけに時計の掛かる馬場は歓迎か。マイネヴァリエンテは新馬戦でホウライアキコに0.5秒負けたが大外を回っていた。次走逃げて圧勝したようにスピードはある。ラブリープラネットは中京新馬戦を1分11秒2(稍重)で勝っている。鞍上は先週のエルムSで単勝1.6倍のブライトラインで3着に終わった福永騎手。

*レース展望をご覧いただきありがとうございます。素敵な週末になりますように。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

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