青葉賞
レース展望

ダービートライアル。過去10年では青葉賞を勝ったゼンノロブロイ、アドマイヤメイン、ウインバリアシオン、フェノーメノがダービーで2着に入っている。過去10年で1番人気は[6−0−2−2]で6連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[4−0−2−0]、3倍以上は[0−0−0−2]。信頼度は単勝オッズに比例する。前走勝った馬が単勝3倍以下の1番人気なら[4−0−0−0]で勝率100%。このタイプがいれば頭で狙える。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対のみ。

最近6年のうち5年で6番人気以下が連対し、馬連は321倍、40倍、21倍、3倍、84倍、48倍。人気馬が勝ち、2着に人気薄が来て中穴決着になることが多い。連対馬20頭のうち15頭が前走3着以内。残る5頭は前走弥生賞4〜7着とスプリングS6着。最近は皐月賞の前哨戦から直行した馬が激走することが多い。前走500万条件を勝った馬は[1−4−4−50]で5連対。率は低いが500万条件組でも通用している。7枠は[0−1−3−20]、8枠は[1−0−2−25]で各1連対のみ。コースロスのある外枠は不振。

レッドレイヴンは新馬、百日草特別を連勝。前走東スポ杯2歳Sは最後方から追い込んで0.3秒差の2着。勝ったコディーノは1枠1番から内をロスなく回ったのに対し、レッドレイヴンは大外15番枠から最後方に下げて大外から追い込んできた。スタート後に内田博騎手が手綱を引いて最後方に下げたのはなぜか。今回は長期休み明け、距離2400mでも実績的に1番人気になりそう。過去10年の青葉賞で藤沢和厩舎の管理馬は1番人気なら[2−0−1−0]。皐月賞上位馬は強いため、強い内容で勝たないとダービーでは通用しない。

前走大寒桜賞を勝ったラストインパクト、前走弥生賞7着のダービーフィズ、前走若葉S3着のサトノノブレス、前走アザレア賞を勝ったアドマイヤスピカ、前走水仙賞を勝ったヒラボクディープ、前走ゆきやなぎ賞を勝ったトウシンモンステラなど伏兵は数多い。過去10年で上がり3Fが1位の馬は[7−0−2−5]で現在4連勝中。距離2400mをこなして最も切れる脚を使った馬が勝つのがパターン。過去10年で外国産馬は[0−0−1−10]で3着止まり。レッドレイヴンはデータを破れるか。まだ本当の力を出していない馬がいる。

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