福島牝馬S
レース展望

04年に新設された牝馬限定重賞。過去9年で1番人気は[2−0−1−6]で2連対。前走中山牝馬S連対馬は[2−0−0−0]だが、それ以外は[0−0−1−6]。55キロ以上は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[1−0−2−6]、3番人気は[1−0−2−6]で各1連対のみ。連対馬18頭のうち7頭が6番人気以下。馬連は50倍以上が3回、万馬券が3回とかなり荒れている。中山牝馬S、フラワーCなど、中山芝1800m重賞で連対のある馬の活躍している。穴で前走中山牝馬Sで善戦止まりに終わった馬に注意。

マイネイサベルは重賞3勝の実力馬。前走中山牝馬はで56キロを背負い、中団の後ろからメンバー最速の34.3秒で差し切った。ラスト5Fが全て11秒台の持続力が問われる展開で中団から早めに動いて力で捻じ伏せた。2走前の府中牝馬Sでも同じような展開で外から差して勝っている。芝1800mは[2−1−0−3]で中団から差したときは[2−1−0−0]。昨年の福島牝馬Sは4番手から早めに動いて勝ちに行き0.4秒差の5着。今年は中団から差すレースをするのだろう。前走中山牝馬Sで56キロを克服している。

オールザットジャズは休み明けを除き牝馬限定のG2、G3なら[1−1−2−0]で複勝率100%。前走中山牝馬Sは中団から早めに捲ったが、直線で伸び切れず0.2秒差の3着。最後に伸び切れなかったのは、大幅馬体増と斤量56キロが堪えたのだろう。輸送して馬体が18キロ増えており、パドックではいつもよりテンションが高かった。芝1800mは[4−3−1−2]で昨年の福島牝馬Sを1番人気で好位から差し切って勝っている。前走より2キロ軽い54キロで出走できるのは有利。陣営は2戦連続でCルメール騎手を確保。

アロマティコは前走関門橋Sを後方2番手からメンバー2位の33.2秒で大外から豪快に差し切った。休み明けで馬体が12キロ増えていたが、全く問題なかった。2走前の秋華賞では後方からメンバー3位タイの33.1秒で伸びて0.2秒差の3着に入った。前走1600万条件を勝ったばかりだが、重賞で格負けすることはない。小倉芝1800mで2勝しているように小回りの芝1800mは合っている。近親には小回りのローカル重賞で実績のある馬が多い。福永騎手の乗り方次第でヴィクトリMに向けて頭角を現す可能性がある。

前走中山牝馬S4着のオメガハートランド、同5着のダイワズーム、同8着のアカンサス、愛知杯2着馬サンシャイン、エリザベス女王杯4着のマイネオーチャード、昨年のフローラS勝ち馬ミッドサマーフェアなどが伏兵か。オメガハートランドは前走は直線でごちゃついて馬群を捌くのに苦労したことが堪えた。小柄でも非力ではなく、荒れ馬場をこなすタイプ。陣営は2戦連続で内田博騎手を確保。ミッドサマーフェアは不振続きも芝1800mでは[1−2−1−0]。ダーレーだけにJRAは蛯名スペシャル狙いで1枠1番に入れてきそう。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
中山グランドJ 3連単123,370円的中!皐月賞とアンタレスSも的中!

◆MR予想(万馬券MR)
中山グランドJ 3連単123,370円的中!穴馬ブラックステアマウンテン優勝!

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