阪神大賞典
レース展望

天皇賞(春)の前哨戦。過去10年で1番人気は[3−4−2−1]で7連対。単勝1.1〜1.4倍は[2−1−0−0]、単勝1.5〜1.9倍は[0−2−1−0]。今年のゴールドシップは単勝1.2倍前後か。2番人気は[2−2−1−5]で4連対だが、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。連対馬20頭のうち18頭が5番人気以内、残る2頭は6番人気。馬連は10倍以下が6回、10〜40倍台が4回。荒れても中穴までに収まっている。6番人気以下で3着以内に入った馬は7、6、6、6番人気。穴で6、7番人気に注意。

ゴールドシップは皐月賞、菊花賞、有馬記念を制した最優秀3歳牡馬。皐月賞は最後方、菊花賞は後方2番手、有馬記念は最後方から捲り、上がり3Fは3戦ともメンバー最速。皐月賞は荒れた内を捲るという、これまで見たことがないレースだった。昨年は単勝1、1倍のオルフェーヴルが3コーナーで逸走して2着に終わったように競馬に絶対はないが、今回はかなりメンバーに恵まれた。須貝厩舎はG1前にお茶を濁すことが多いが、ここで負けたら厩舎の信頼を損なう。ジェンティルドンナ、オルフェーヴルの対決に向けてまずは順調に。

前走京都記念2着のベールドインパクト、万葉S勝ち馬デスペラード、昨年のステイヤーズS勝ち馬トウカイトリックあたりが相手候補。馬券的には人気薄の激走を期待したい。有力馬に騎乗する騎手たちが競馬ファンの空気を読むか。近年はゴール前で2着争いを人気馬と人気薄がしたときに、人気馬の騎手がお茶を濁し、人気薄の騎手が激しく追うのをよく目撃する。堅いレースが多い日は人気馬の騎手が最後までしっかり追い、波乱が多い日は人気馬の騎手がお茶を濁す。競馬ファンはこれに疑問を持っている。もう少し上手くできないか。

ベールドインパクトは前走京都記念で後方からメンバー2位の34.2秒で伸びて0.2秒差の2着。昨年の菊花賞では後方から捲ってゴールドシップに0.6秒差の4着。今回はゴールドシップより2キロ軽い55キロで出走できる。使われているぶんと2キロ差で差が詰まらないか。鞍上はテン乗りの福永騎手。デスペラードは前2走ステイヤーズS3着、万葉S1着。長距離戦で頭角を現してきた。今回はメンバー的にスローの上がり勝負が濃厚。過去10年の阪神大賞典で武豊騎手は[4−0−1−1]。逆転を狙うなら逃げる手もある。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
パドック診断で3連単指示したレースは2戦2勝で回収率721%

◆MR予想(万馬券MR)
トリトンS 馬連2,660円 3連単31,910円的中!(★今週特典あり)

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