ダイヤモンドS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。57キロ以上は[3−0−1−1]だが、56キロ以下は[0−1−0−4]で不振。57キロ以上の関西馬は堅実。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対と多く、馬連は万馬券が4回出ている。トップハンデは1、2番人気なら[2−0−0−2]だが、3番人気以下は[0−0−1−8]で3着止まり。人気にならないトップハンデは不振。穴で50〜52キロの軽ハンデ馬に注意。

ジャガーメイルは一昨年のジャパンC以来不振が続いていたが、前走香港ヴァーズで頭差の2着に入った。これで香港ヴァーズでは3、4、4、2着。いつも堅実に走っている。10年の天皇賞(春)を勝ったG1馬でトップハンデ58.5キロを課せられた。芝3000m以上のレースは5、1、5、4着で全て掲示板を確保。大崩れなく走っているが、今回はハンデ戦で斤量の軽い馬がいる点がどう出るか。東京芝は[3−2−1−6]で持ち味を発揮できるコース。過去10年で8歳以上の高齢馬は3着以内がない。データを破れるか。

ファタモルガーナは格上挑戦で出走したステイヤーズSで後方からメンバー3位の37.0秒で捲って0.2秒差の2着。例年よりメンバーレベルが低かったが、格上挑戦でこの内容なら今後長距離戦線でやっていくメドは立ったのではないか。ディープインパクト産駒で東京、新潟では高速上がりで勝っているが、本質は切れよりスタミナ&地力タイプか。川島騎手では[3−2−1−2]の好相性。2走前のように外々を回って上がり勝負になると厳しいため、川島騎手の腕が問われそうだ。前走より1キロ軽い55キロで出走できる。

前走AJC杯3着のアドマイヤラクティ、前走1600万条件を勝ってオープン入りしたエーシンミラージュ、サクセスパシュート、ノーステア、メイショウカドマツ、前走万葉S3着のエーシンジーライン、昨年のダイヤモンドS勝ち馬ケイアイドウソジン、昨年の日経賞勝ち馬ネコパンチなど伏兵は数多い。アドマイヤラクティは前3走3着が続いており、前走AJC杯で早めに外から動いて少し底を見せた感があるが、距離延長で追走が楽になれば変わり身があってもおかしくない。陣営は2戦連続で内田博騎手を確保している。

ノーステアは東京芝2400mで[4−0−1−2]で5着以内を確保。前走早春Sは馬体が8キロ増えて少し太かったが、最後は力で捻じ伏せた。昨年のメトロポリタンSではスマートロビン、タッチミーノットに次ぐ3着に入った。鞍上はビュイック騎手。ネコパンチは前走AJC杯で逃げて4.1秒差の12着に終わった。長期休み明けで馬体24キロ増では仕方がない。今回人気になるのは差し追い込みタイプ。単騎で大逃げすれば最低でも見せ場を作れるのではないか。昨年は15番人気のケイアイドウソジンが逃げ切っている。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
共同通信杯 馬連1,140円[○◎]など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
穴馬はマイネルストラーノ(9人)、スタッドジェルラン(7人)が激走!

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