京都記念
レース展望

過去10年で1番人気は[5−3−0−3]で8連対。前走重賞連対馬は[4−3−0−0]で連対率100%。2番人気は[2−1−2−5]、3番人気は[1−2−2−5]で各3連対。連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内。最近7年は連対全馬が5番人気以内。堅い決着が続いている。連対馬20頭のうち19頭にG1、G2連対またはG3勝ちがあった。最近7年の1〜3着馬は全てこれを満たす。重賞実績のない馬では通用しにくい。今年は有馬記念組がビートブラックのみ。例年よりメンバーレベルが低い可能性がある。

ジャスタウェイは毎日王冠でカレンブラックヒルにクビ差の2着に入り、レベルの高かった天皇賞(秋)で先行して0.5秒差の6着に入った。前走中山金杯は中団の後ろから直線で捌くのに苦労して0.4秒差の3着。小回りの中山で位置取りが後ろになったことが堪えた。パドックで馬体が少し細身に映ったのは、熱発で鳴尾記念を回避した影響か。これまでの実績から距離を短くする選択もあったが、陣営は距離を延ばしてきた。ハーツクライ産駒で胴長の馬体が考慮されたのだろう。今回は55キロで出走できる。鞍上は内田博騎手。

カポーティスターは前走格上挑戦で臨んだ日経新春杯で重賞初制覇。内ラチ沿いの4番手から直線で内から抜け出してそのまま後続を完封した。52キロの軽ハンデ、内を通った馬が有利な馬場で1枠から内ラチ沿いを通ったことが良かったのだろう。かなり恵まれた面があったことは否定できない。今回は斤量が4キロ増えて56キロになるが、京都芝は[2−1−0−0]で連対率100%。直線が平坦なコースでは堅実に走っている。軽ハンデ、内が有利な馬場でなくなる点がどう出るか。ジャスタウェイと同じハーツクライ産駒。

宝塚記念3着以来となるショウナンマイティ、桜花賞6着以来となるジョワドヴィーヴル、昨年の天皇賞(春)勝ち馬ビートブラック、昨年G3で活躍したトーセンラー、前走ディセンバーSを勝ったベールドインパクト、ラジオNIKKEI賞2着馬ヤマニンファラオ、前走勝ってオープン入りしたサクラアルディートなど伏兵は数多い。ショウナンマイティは長期休み明けでどこまで仕上がってくるか。京都より阪神の方が得意だが、外が伸びる馬場なのはいい。ただし少頭数でスローの上がり勝負になったときに位置取りがカギになる。

ジョワドヴィーヴルは昨年の桜花賞以来の出走、初の古馬相手、距離2200mなど課題が多い。半姉ブエナビスタは距離をこなしたが、経験のなさがどう出るか。松田博厩舎のディープインパクト産駒(牝馬)。ビートブラックは58キロを背負うが、天皇賞(春)を勝った京都外回りだけに侮れない。過去10年で逃げ馬は[0−0−4−6]で3着が多い。サクラアルディートは芝[5−4−0−1]で相手なりに堅実に走るタイプ。半兄にサクラプレジデントがいるディープインパクト産駒。好位から高速ラップでまとめて粘れないか。

★先週の予想結果

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カペラS 馬連2,240円、オリオンS 馬連2,370円、北総S 馬連750円的中!

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