京阪杯
レース展望

距離変更後の6年で1番人気は[2−0−0−4]で2連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]でサンアディユとロードカナロアが人気に応えた。単勝2倍以上は[0−0−0−4]で不振。2番人気は[1−0−3−2]で1連対、3番人気は[0−4−0−2]で4連対。1、2番人気は不振だが、連対馬12頭のうち10頭が4番人気以内。過去6年の馬連は15倍、9倍、35倍、46倍、266倍、13倍で中穴決着が多い。

連対馬12頭のうち11頭に芝1200mで勝ち星があり、9頭は芝1200mの複勝率が50%以上。さらに7頭に京都芝1200mで連対があった。最近2年は芝1200mで3勝以上、3頭が京都芝1200mで2勝。芝1200mで崩れにくく、京都芝1200m実績のある馬を重視。3着には4コーナーで10、11、7、13、8、3番手につけた馬が突っ込んでいる。3連単の3着には追い込みタイプをマークしたい。

パドトロワはアイビスSDとキーンランドCを勝ち、サマースプリントシリーズ優勝。前走のスプリンターズSは逃げて直線で失速し0.6秒差の8着。外差しが決まる馬場で前半から競り合いが厳しく流れが速過ぎた。京都芝1200mは[1−0−1−0]で不良馬場のオーストラリアTを勝っている。他馬より重い58キロを背負うのは不利だが、スピードの絶対値と地力の高さで克服するか。ハクサンムーンとの兼ね合いがカギ。

サドンストームはセントウルSが0.2秒差の5着、オパールSが0.1秒差の4着、京洛Sが0.2秒差の1着。芝1200mで堅実に走っている。京洛Sはハイペースで中団からメンバー3位タイの33.1秒で外から豪快に差し切った。前3走の上がり3Fは33.1〜33.2秒。芝1200mなら確実に切れる。京洛Sと同コース&斤量で重賞制覇のチャンスだが、JRAに不利な枠順に入れられたときに克服できるかがカギ。

テイエムオオタカは芝1200m[3−4−2−2]。2走前のオパールSは前半3F34.6秒で逃げ、上がりを33.5秒でまとめて逃げ切った。前走のスワンSは前半3F35.2秒で逃げ、上がりを34.0秒でまとめて0.2秒差の2着。芝1400mでもやれることを示した。今回はパドトロワ、ハクサンムーンを見ながら3番手追走か。4走前に楽勝した札幌日刊スポーツ杯は前半3F32.9秒のハイペースだった。

前走スワンS3着のアドマイヤセプター、同5着のオリービン、スプリント重賞2勝の実力馬エーシンヴァーゴウ、前走京洛S2着のジュエルオブナイル、同15着のハクサンムーン、北九州記念勝ち馬スギノエンデバー、CBC賞2着馬スプリングサンダー、オパールS2着のエーシンホワイティ、同3着のマコトナワラタナ、同6着のシュプリームギフトなど伏兵は数多い。最終週で馬場が荒れてきていることを考慮しておきたい。

アドマイヤセプターはスワンSで2番手から直線で先頭に立ったが、最後にテイエムオオタカに差し返されて0.2秒差の3着。久々の重賞挑戦でメドは立ったが、3、4コーナーで掛かってタメが利かなかったことが堪えた。もう少しまともな騎乗なら、勝ったグランプリボスといい勝負になったのではないか。母アドマイヤグルーヴは10月15日に亡くなった。橋田調教師はルメール騎手を乗せて渾身の仕上げで勝負にきそうだ。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
東スポ杯2歳S 馬単660円 3連単6,330円的中![◎○☆]

◆MR予想(万馬券MR)
東スポ杯2歳S 3連単6,330円、晩秋特別 3連複5,060円的中!

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