函館記念
レース展望

サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。芝2000m重賞で3着以内がある馬は[2−2−0−3]、かつ57キロ以上、5歳以上なら[1−2−0−0]。芝2000m重賞で3着以内がない馬は[0−1−0−2]。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対のみ。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が3連対。人気薄の連対が目立つ。

最近は穴狙いが定着し以前ほど荒れなくなったが、昨年は2着に12番人気の10歳馬が2着に突っ込み大波乱になった。53キロ以下は[0−2−2−29]で2連対のみ。軽量だけで激走するのは難しい。トップハンデは[1−0−0−9]で1連対のみ。G2で2勝しているエアエミネムが1番人気で勝ったが、それ以外は馬券圏内がない。過去10年で1枠と大外枠に入った馬は不振傾向。馬場にもよるが枠順にも注意したい。

トウカイパラダイスは目黒記念2着、巴賞1着と力をつけていた。目黒記念は3番手から持ち前のしぶとさを発揮。重賞実績馬を相手に55キロで穴をあけた。巴賞は内ラチ沿いの好位から最内を突いてルルーシュを差し切った。これまでの実績から距離が1Fでも延びるのはプラス。目黒記念よりハンデは1キロ増えるが、前走から1キロ減の56キロなら問題なさそう。田所厩舎はエリモハリアーで函館記念を3連覇している。

ネオヴァンドームは前走好位から早めに動く正攻法のレースで都大路Sを連覇。京都芝1800mは[4−1−0−1]できさらぎ賞を勝ったコース。都大路Sは得意コースで改めて能力を示した。芝2000mは全て重賞で[0−0−0−4]だが、札幌記念で0.5秒差の6着、中山金杯で0.6秒差の6着がある。前走馬体が14キロ増えて少しパワーアップしていた。浜中騎手の乗り方次第で距離をこなしてもおかしくない。

コスモファントムは芝2000mのG3[2−2−1−3]の実績馬。前2走は15、7着に終わったが、立て直してどこまで復調してくるか。冬場に走るデカ馬。トップハンデと洋芝を克服できれば。マイネルスターリーは前走エプソムCで内ラチ沿いを先行してしぶとく粘り3着。各馬が外を回る中、内をロスなく回った柴田大騎手の好騎乗。一昨年の函館記念の勝ち馬で北海道で7勝の洋芝巧者。川須騎手が積極策で持ってくるか。

芝2000m[3−2−1−2]巧者のトランスワープ、前走巴賞3着の洋芝巧者サンディエゴシチー、前走垂水Sで大外捲りを決めたロードオブザリング、9歳の古豪ネヴァブションなど伏兵は数多い。トランスワープは前走福島テレビオープン3着。スタートで煽って後方から追い込むレースになった。先行してしぶとい脚を使えるタイプだが、自分のレースができなかった。ハンデは54キロ。前が残りやすい馬場&展開になれば。

サンディエゴシチーはデビューから3連勝で札幌2歳Sを制した馬。時計の掛かる洋芝は合うが、2000m以上では全てG2以上で[0−0−0−4]。G3なら距離をこなすか。ロードオブザリングは京都記念で5着が2回ある。母は函館記念で1位降着になったマイヨジョンヌの半妹。小回りコースでスムーズなレースができれば。ネヴァブションは近走不振によってハンデ56キロ。この中間は坂路で好タイムを連発している。

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
尾瀬特別 3連単8,420円、南相馬特別 3連単3,180円など的中!

◆MR予想(万馬券MR)
南相馬特別 馬連600円、彦星賞 3連単1,600円など的中!

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