目黒記念
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。単勝2倍台[1−2−0−1]、単勝3倍台[1−1−0−1]に対し、単勝4倍以上は[0−0−0−3]で不振。押し出されて1番人気になった馬は危険。2番人気は[0−2−1−7]で2連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。6番人気以下が7連対。最近3年は8、9、7番人気が連対し、馬連は27倍、192倍、30倍。ハンデ戦で波乱傾向が強い。

トップハンデは[1−1−0−10]で2連対のみ。1、2番人気は[1−1−0−3]だが、3番人気以下は[0−0−0−7]で不振。人気にならない馬は危険。最近2年の連対馬4頭のうち3頭が前走1600万条件に出走。メンバーレベルが低ければ、前走条件戦を使った馬に注意。前走G1に出走した馬は[5−4−2−30]で9連対。前走天皇賞(春)で4〜7着に入った馬は[4−2−1−5]で連対率50%。

トレイルブレイザーはG2では目黒記念0.1秒差の4着、AR共和国杯1着、京都記念1着と安定している。昨年のAR共和国杯は6番手からメンバー2位の35.5秒で早めに抜け出して後続を完封。前走1600万条件で2着に負けたことでハンデ55キロで出走できた。前走の京都記念は3番手から早めに動いて先頭に立ち、メンバー3位タイの35.3秒でまとめて後続を完封。2着ダークシャドウに2馬身差をつけた。

先行して早めに抜け出す競馬が板についている。上がり3FはAR共和国杯が35.5秒、京都記念が35.3秒で決して早くはないが、スタミナが問われる展開に持ち込んで押し切るのが勝ちパターン。トゥザグローリーが回避したことで1番人気になりそう。トップハンデ58キロを背負って他馬にマークされる展開が予想されるが、持ち前のスタミナと持続力で粘り込むか。休み明けのため、仕上がり具合に注意したい。

ダノンバラードは重賞[1−1−3−2]で3歳以降勝ち切れないレースが続いている。前走の新潟大賞典は中団からしぶとく伸びて2着に0.1秒差の4着。テン乗りの三浦騎手、レース中に落鉄したことが堪えたか。3走前の日経新春杯は最後にトゥザグローリーに差されたが、中団から早めに動いて2分23秒9で走り0.2秒差の2着に入った。長距離にメドを立てた。今回は日経新春杯で騎乗した岩田騎手に乗り替わる。

スマートロビンは比叡Sを2分24秒4で勝った後、日経新春杯5着、ダイヤモンドS3着、大阪−ハンブルクC4着と勝ち切れないレースが続いたが、前走メトロポリタンSで2番手から押し切った。前半5F63.6秒のスローペースで自身の上がりはメンバー3位の33.6秒。スローの上がり勝負で切れ負けしなかった。中1週で馬体が絞れたことも良かったのだろう。今回はG2でメンバー強化、ハンデ1キロ増がカギ。

大阪−ハンブルクC勝ち馬ユニバーサルバンク、同2着馬メイショウウズシオ、メトロポリタンS2着馬タッチミーノット、日経賞4着があるコスモロビン、左回り2戦2勝のトウカイパラダイス、昨年の勝ち馬キングトップガン、前走AR共和国杯3着のカワキタコマンドなど伏兵は数多い。ユニバーサルバンクは前走天皇賞(春)で好位からしぶとく伸びて6着。前走天皇賞(春)4〜7着馬は[4−2−1−5]のデータを満たす。

G3以上では[0−2−0−7]だが、OP特別では[2−1−0−1]。強いメンバーには弱いが、弱いメンバーには滅法強いタイプ。陣営はウィリアムズ騎手を乗せてきた。タッチミーノットは前走長期休み明けのメトロポリタンSでメンバー最速の33.1秒で伸びて2着に入った。東京芝2400mでは[1−2−0−0]で連対率100%。昨年は全て芝2000mを使われたが、長距離戦、横山典騎手で変わり身はないか。

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競馬アナリストGM

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
オークス 馬単1,900円[◎▲]、東海S 馬連2,410円的中!
京都6R 馬単2,610円[◎○]的中!前8週の厳選予想は14戦13勝!

◆MR予想(万馬券MR)
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