弥生賞
レース展望

過去10年で1番人気は[6−1−0−3]で7連対。現在7年連続連対中。関西馬は[5−1−0−1]で連対率85.7%、キャリア3戦以内は[3−0−0−1]で勝率75%。2番人気は[3−2−2−3]で5連対、3番人気は[0−2−0−8]で2連対。連対馬20頭のうち17頭が5番人気以内。残る2頭は6、6、7番人気で8番人気以下は[0−0−0−46]で3着以内がない。

馬連は6回が10倍台までに収まっており、最高配当は36倍。上位人気馬が堅実で中穴までに収まる傾向。連対馬20頭のうち19頭が2勝以上。07年に新馬勝ち直後のココナッツパンチが2着に入ったが、1勝馬が連対するのは稀。連対馬20頭のうち16頭が前走連対、19頭が前走4着以内。前走5着以下は[0−1−3−24]で1連対のみ。前走4着以内に入った2勝以上の馬を重視したい。

アダムスピークはキャリア1戦でラジオNIKKEI杯2歳Sを制した。好位からメンバー最速の35.1秒で内からスパッと抜け出した。ルメール騎手が1枠を生かしてロスなく進め、切れ味を引き出した。2着ゴールドシップは共同通信杯を制している。好位から切れる脚を使えるが、前走2走はスローペース。流れが速くなったときに真価が問われる。ビンナ騎手が騎乗停止のため、内田博騎手が騎乗する。

トリップは新馬、京都2歳Sを連勝。稍重の新馬戦はラスト3Fは11.9−11.1−11.0秒で尻上がり。前走のラジオNIKKEI杯2歳Sは6、7番手から外を回って押し上げたが、直線で伸び切れず0.5秒差の4着。馬体、走法から荒れ馬場が応えたのではなさそうだが、直線で伸びがひと息だった。調教では2週連続で同厩のジョワドヴィーヴルに先着。岩田騎手から田辺騎手に乗り替わる。

フェノーメノはデビューから芝2000mを使われ3戦2勝。新馬戦と50万条件では2番手から抜け出して勝っている。2走前のホープフルSは中団から伸び切れず0.3秒差の7着。直線で馬群を捌きながらしぶとく伸びてきたが、位置取りが後ろ過ぎたことが応えた。東京で2勝しているが、脚質的に中山は合っている。ステイゴールド産駒らしくない大型馬。岩田騎手はこちらに騎乗する。

エキストラエンドは未勝利、あすなろ賞を連勝。未勝利戦は好位からメンバー最速の35.3秒で抜け出して快勝。ラスト3Fは12.0−11.8−11.7秒で尻上がり。あすなろ賞は好位からメンバー最速の34.3秒で抜け出した。小倉は8日目で馬場が荒れていたが、ラスト4Fを11秒台でまとめている。角居厩舎の管理馬で半兄にローエングリン。今回はCデムーロ騎手に乗り替わる。

3戦2勝のジョングルール、前走京成杯4着のアーデント、2戦2勝のサイレントサタデー、デイリー杯2歳S勝ち馬クラレント、寒竹賞の勝ち馬メイショウカドマツ、葉牡丹賞勝ち馬コスモオオゾラなど伏兵は数多い。ベストディールは回避したが、ディープインパクト産駒が5頭出走する。先週は開幕週でも雨で馬場が渋り時計が掛かったが、今週も週末に雨が降る予報が出ている。重の巧拙に注意。

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM

★先週の予想結果

◆競馬道場(競馬アナリストGM)
阪急杯 馬連4,280円 3連単40,960円的中!穴馬◎マジンプロスパー優勝!

◆MR予想(万馬券MR)
阪急杯 3連複5,160円的中!穴馬マジンプロスパー優勝!

◆重賞を勝つための極意
アーリントンC 馬連1,320円的中!

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